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バクーまでの歩き方 その1北京

年末年始の休暇でバクーを目指しました。COP29にいきたくて前年からバクーのことを色々調べていたのに行けなかったので、それなら旅行で行こう!と考えたのです。バクーなど中央アジアにいくには、中国南方航空か、中国東方航空が安価です。 Trip.comで調べたらなんと、北京で24時間、ウルムチで20時間の乗り換えをするチケットが一番安いものとして出てきました。ウルムチはマイナス14度!、かなり迷いましたが、考えれば北京もコロナ前から6年もいっていないし、だんだんこの大冒険がしたくなっていることに気がつきました。

旅の最初は北京です。
降りるのが首都空港でなく、最後に私が北京に行った時まだなかった大興空港だったということを、飛行機に乗る直前に気がつきました。それまで調べた空港からホテルまでの行き方は無駄になりました・・・

大きくてきれいな北京大興空港

しかしまだ羽田だったのでグーグルで市内へのアクセスを調べたところ、鉄道で簡単に市内に行けると知り、ほっとしました。最後に北京に行った時、空港からタクシーに乗るしかなかったと覚えていて、それで地図をあれこれ印刷していたのです。鉄道なら言葉が通じなくても駅につきます。またグーグルマップが使えない北京についたら、高德地图というアプリをつかえと、中国人の友達に勧められていました。こちらでも念のため行き方を表示してスクショをとりました。

飛行機は快適でWifiも使えるようでした。北京までの4時間ちょっと、映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」をみて楽しみました。到着すると、大興空港は広くイミグレもほとんど待ちませんでした。11月末から日本人はついにVISAフリーになっており入国書類も簡素なものになっていました。
大興空港から市内は、北京西駅まで出ることができる高速鉄道と、地下鉄10号線と19号線の草橋駅に接続する高速地下鉄があります。いずれも20分ぐらいで市内に出られるので、首都空港より想像以上に便利でした。ちなみに前者が24元、後者が35元と前者の方が安いんですが、鉄道はチケットを買うのにパスポートチェックがあり、何かと面倒です。また市内で地下鉄に乗り継ぐなら地下鉄がおすすめです。(帰りはそうしました)

地下鉄の入り口
地下鉄

今中国は全体的にホテルが安いようです。私は天安門まで徒歩15分ぐらいの北西の胡同の中の安価なホテルに滞在し(地下鉄7号線、8号線の珠市口駅から徒歩10~15分のところ。格安サイトで素泊まり4000円以下)朝は美味しい水餃子や豆腐のスープを10元とか6元とかで楽しみました。

地下鉄おりてすぐ。途端に緊張はワクワクに

2018年以来6年ぶりで、驚くほど空気が綺麗になってい流ことに気がつきました。思えば胡同も小道が整備されていて、そこに音もなく電動バイクが行き交っていました。

英語は全くと言っていいほど通じませんでしたが、スマフォで写メをとってみせて「これが食べたい」「ここに行きたい」と示せばほぼ問題ありませんでした。(写真のメニューも多いです)

豆腐の豆スープ6元
水餃子10元

12月31日だったからか天安門広場は事前にネットで予約している必要があり、残念ながら遠くからしか見られませんでしたが、胡同や普通の街歩きを楽しみました。

遠くから、iPhoneズーム最大で撮影

天安門の近くでもいちいちパスポートの提示を求められましたが、普通の市街ではそんなことはなく、セブンイレブンに入れば全く日本とかわらない品物が並んでいて、緊張もあっという間に解けました。

夕方には空港に戻り次の街であるウルムチに向かいました。大興空港の国内便は本当に巨大で、国内便だけでこれだけ大きな空港が必要なのかと(まるでスキポール)驚きました。

大晦日だったからか、コリドーで演奏

その2につづく

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