フルマラソンで3時間26分
12/29 Beyondというマラソン大会に出ました。
茨城県水戸にある自動車のテストコースを7周。
久しぶりの自己ベスト更新で泣くほど嬉しかったです。
この大会の最大の売りは世界一自己ベストが更新できるマラソン大会。
自動車のテストコースでほとんどフラット。
私の場合は3時間30分以内(サブ3.5)で走ることが目標だったので、そのペースで走るペーサーたちにべったり張り付きながら走りました。
同じようにサブ3.5狙いの50人ほどの集団走で風除けにもなります。私は身長152センチしかなく、男性がほとんどなので風除けの人がいるとかなり有利です。
計算上1kmあた4分58秒で走り続けることで3時間30分を切ることができます。
しかしこのグループのペースが4分50秒を切るほどのかなりのハイペース…
練習の短距離でもそんなスピードでは走りません。後半は崩れるかも…と不安がよぎります。
何年も自己ベストが更新できない理由は足のケガ(シンスプリント)でした。普段のスピードを超えると必ずと言っていいほど足が痛くなって数日練習を休むことを繰り返してます。毎年悔しくて、悔しくて・・・
途中から怖くなりました。
脚が痛くなってきたらどうしよう…
脚が痛くなる原因はフォームの崩れが原因なので、フォームを保つことだけに意識を集中しました。
ペーサーが5人。その中でも上下や横揺れの少ない、美しいフォームの人がいて、その人の背中を見続けてマネて走りました。美しいフォームは省エネで「ランニングエコノミー」と言われます。
39キロ過ぎ。残り3kmからペーサーについていけなくなりました。
ペースが落ちました。息は苦しくないのに、足が思うように動いてくれません。いくら頑張っても足の力が残ってない。自分では頑張っているのに・・・足は限界です。
前半の貯金タイムがあったは救いでした。
3時間26分でゴールできました。
女性のタイム分布で3:30以内で走る女性は3%といわれます。
なんとかそこに入ることができました。
この嬉しさは自分のこととは思えないです。
自分が達成したとは全然思っていなくて、47歳の女性全員が達成した気持ちです。
え?何を言ってるの?
と思われた方もいるかも知れませんが、私は運動神経が良いわけではありません。体育の成績は2か3でした。内臓も丈夫ではありません。お腹は壊すし、病気で何度も入院しました。
そんな自分が達成したということは、誰でもゆっくり頑張ればもしかしたら元気になって、健康になって、必ず達成できるような気がするのです。
フルマラソンを走りたいかどうかは別問題ですが、一人一人に固有の物語があって、主人公が元気だったらハッピーエンドだと信じてマッサージしています。
みなさん一緒に元気になりましょう。健康伴走するのが私の仕事です。
よかったらご利用ください。
新年のご挨拶でした。
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