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伊豆トレイルジャーニー ITJ 2023

2023年12月10日 ITJ 伊豆トレイルジャーニーというトレイルランニングの大会に出場、完走しました。

69km走ってきました❣️

報告と感想を写真と一緒に書いていきます。

前泊

【三島】という新幹線も止まる西伊豆の付け根にある町。
その目の前の公園「楽寿園」が前日受付の会場です。

必携品を揃え、チェックしてもらい、ゼッケンを貰います。
必携品とは雨具やライト、熊鈴、ホイッスルなどです。

コンパクトにまとめてザックに入れます

受付を済ませて、トレラン友達と居酒屋で夕飯を済ませました。
写真を撮り忘れましたがUTMF(100マイル=160km)を完走しているマイラーさんと近況報告。
明日は頑張ろうね!と、早めに解散。

夜中に起きて出発ですから、早めにホテルに帰って、お風呂に入って手足を伸ばして疲れを取りたいわけです。

駅から近いドーミーインホテルに泊まりました。結構ギリギリまでホテルを予約してなかったのに、多分キャンセルが出るだろう・・・と毎日楽天トラベルを嗅ぎ回って見つけました。

このホテルはサウナがあるのでサウナ大好き💕自称サウナーとして大当たりの宿でした。

深夜のバス移動

三島から大会のスタート松崎への移動はバスで90分ほどかかります。
3時にバス乗り場へ集合・・・起床はAM1時半。

近くはないので早起き

19時に就寝。
23:30にパキッと目が覚めてしまいました。ちょっと早まりました。
疲れは取れた!と自己暗示をかけながら、横になってスマホを見て時間を潰します。

1:30
ゴソゴソ起きだします。
走ってる時に食べたいなぁと思って塩むすび🍙を握りました。

ストレッチもします。
カラダ中にワセリンを塗り擦りむけ防止。
膝にテーピング。

わちゃわちゃと準備があります。

2:40
ホテルをチェックアウト
ありがとう!ドーミーインホテル。

3時出発のバスは3時出発ではなく2:45には順次出発していました。
バスを待つ行列がズラーっと並んでます。
ちょっと早めに行ったのでカラダが冷える前に乗車できてよかったです。

車中はみなさん目を閉じて静かに眠ってました。

4:30
松崎港に到着

寒かったのでスタート時間までは
歩き回ってました

バスを降りてからスタート地点までは10〜15分くらい歩きます。
12月のまだ夜明け前の港ですから、冷え込みます。カイロを背中に貼って、必携品の雨具上下を出して着込みました。

スタートは6:04

6:00 Aブロック
6:02 Bブロック
6:04 Cブロック
というウェーブスタート。

いざ!天城越え⛰️

私はCブロックの最後尾に近いところからスタートしました。
コースの序盤は舗装路、林道です。
道幅が広くスムーズに走れます。

走り始めてすぐ夜明け

1週間前に湘南国際マラソンに出ました

疲労が抜けてる気がするけど、後半に必ず動けなくなる覚悟をして挑みました。↑そのことについて前回書いた記事ですが、この内容は
フルマラソン翌週にフルマラソンを走ることをオススメしています。
フルマラソン程度の疲労回復はもうできていました。
ただそれを超える距離や時間は佐渡トライアスロンで経験済み。途中から力が出なくなる経験があったので、今回のITJは無理をしないつもりでした。

とはいえ出るからには覚悟!
辛くなっても諦めないで進め!
という気概を持ってのエントリーです。
参加費払ってるので自分に負けてたまるか!という貧乏性なのかもしれませんね。

私には安西先生がついている

気持ちのいい下り坂で激しく転倒→足攣り悶絶

正直なところ、走り初めの10kmくらいで、フルマラソンの疲労を感じました。いつもより足が上がってません。

20kmくらいから気持ちのいい長ーい下りがありました。車も通れる舗装された道で、大量の落ち葉が積み重なっていました。
マラソン大会の後ということもあり、股関節がスムーズに回ります。ピッチが簡単に上がります。

調子に乗ってスピードを出し過ぎていたのかもしれません。落ち葉でフカフカしてて気持ちがいいところに勢いよく足をついたら溝になっていて右足を取られて捻挫!その勢いで頭からつっこんで転けてしましました。

捻った足と逆の膝を打ち付け(写真)その勢いで右足のふくらはぎが盛大に攣りだします。痛くて悶絶しました。天国から地獄へ真っ逆さまに落ちてdesire😱

何回拭いても🩸流れるので
もうほったらかしで走りました

広い道なので多くの人の目に触れてしまい、皆さんが足を止めて「大丈夫か?」と言ってくれたり、攣った足を伸ばしてくれる人もいました。
本当に救われました。
皆さんありがとうございます。

足を庇いながらなんとか続行できそうなので、様子を見ながら前に進みました。

第1エイド こがね橋・水分補給について

最初のエイドまではあと5kmくらい。
エイドについたらやること

足首にテーピング。
視認性を良くするためにサンバイザーをやめ、バフで前髪を押さえる。
痛み止め(ロキソニン)を飲む。
足攣り予防に芍薬甘草湯を飲む。

これを呪文のように唱えながら走りました。大会中は興奮しているので1つや2つは忘れてしまいます。

唱えていただけあってスムーズに整えることができました。テーピングはお手のものです。

補給食はバナナ、桜餅(一人1個)をモグモグ。コーラもあったけど、ここではパスしました。

そして
水分はスポーツドリンクはなく
水だけです


水は必要不可欠なものですが、水だけでは足が攣るという経験が過去に何回もありました。
これはちょっと下調べが足りなかった点です。
塩分やミネラルバランスを整えるための水に溶かすパウダーを持って行った方が良かったですね。

足攣り予防のため、塩を10グラム持ってたので、手のひらに1〜2グラム載せてパクッと口に含み、それを水で流し込みました。

第3エイド(50km)でメダリストのパウダーがもらえましたが、それまでの間は足攣りの不安は否めませんでした。

ひとりぼっちになることがなく
コース迷いも一切なかったです

第2エイド 仁科峠までは遠足気分

激しく転倒してカラダも痛いのですが、メンタルが落ち込みました。

たくさんの人に抜かされてもいいから景色を楽しもう。今日は遠足だと思えばいいじゃない。
と、自分を励まして進みます。

遺影にしてもいいくらい
爽やかに撮ってもらいました
第2エイドであんぱんとクリームぱん
走ってるのでお腹が空いてよく食べれます
この塩カツオうどんで救われました

第2エイドの仁科峠でたくさん食べました。
あんぱんとクリームパンがありましたが、あんぱんを2つ摂りました。甘いあんこがとても美味しいです。

しおカツオうどんは1杯もらい、だし汁だけおかわりしました。
かなり汗をかいていたし、足や腹筋がピキピキと攣りそうだったので、だし汁で塩分補給です。

この後しばらくは足攣りが止んだので、だし汁は大変効果的でした。コーラも飲みました。
ボランティアの皆さま、本当にありがとうございます。

第2エイドの仁科峠では捻挫のダメージ(体も心も)があったので、遠足のつもりで景色を楽しみのんびり進みました。

富士山が見えると
どこも痛くない!苦しくない!

第3エイド 土肥駐車場で本気を出してみる

駿河湾と夕陽
達磨山で撮影

スタート前の目標は10時間台でした。11時間切り。
朝の6時にスタートしたので5時前にゴールすることが目標でした。
それが序盤にひどい転倒。

捻挫をして、たぶん肋骨にもヒビか入ってて、首もむち打ちのように痛いし、足から血も流れています。
明日からの仕事をちゃんとするためには無理をしないことが大切と思いつつ、自分との約束「11時間切り」はなんとなく気になります。

痛いけどまだ走れるし、足を止めなければ明るい時間にゴールできるのでは?
ロキソニンを2錠飲んで、メダリストの粉を直飲みして水で流し込みました。

クワっ!

トレイルランナーの信頼のおける友達もおすすめしてくれたカフェイン補給で、集中力をアップします。

夕暮れの空

ここからは何度も何度も時計を見ました。
あと7km、あと1時間。
間に合うだろうか???

「走れメロス」になりきってました。
太陽が沈んだら、セリヌンティウスが磔刑に処されてしまう。

実際のところ、太陽は沈んでいたのですが、空が暗くなる前にゴールしたい一心で、半泣きで走りました。

ライブから拝借スクショ📸

10h55でフィニッシュできました。
走り終えてメソメソ泣きました。

かなり長いブログになってしまいましたが、1週間以上かけて書いてるうちに、痛いところも治って元気になりました😊

いつも通り健康的な人が営業しております。
ロータス治療院

長い長い文章を読んでくださって
ありがとうございます🙏

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