スポーツそれぞれの本質的な目的を見失わない。
同じスポーツに長く関わっていると、そのスポーツの枝葉の部分ばかりに目が行ってしまい、そのスポーツの本質を忘れてしまうことがあります。
サッカーや野球、バスケなどであれば、ゲームが終わったときに相手チームよりも多く点を取っていることが勝利の条件になり、目的になります。
相手に何点取られようが、最後に1点だけ自分のチームが多く取っていればOKというスポーツです。
卓球やテニス、バレーボールであれば、相手チームよりも先に必要なセット数を取ることです。
何点、何セット取られようが、相手よりも先に勝利に必要なセット数を取れば勝ちです。
用意ドンでスタートするスポーツであれば、タイムなり着順で1秒でも1センチでも早くゴールすることです。
マラソンのレースであれば、選手どうしで競うのであれば1位2位を争う着順、自分との戦いであれば、4時間を切る、自己最速タイムを更新するなどタイムでしょうか
ボート競技であれば、他のチームよりも速くゴールすることです。
タイム順では無いというのがポイントになりますので、実力差があればラストスパートを入れないなど、次のレースに向けて体力を温存することも可能です。
また、速くゴールするには・・・
1、いかに艇を進めるか
2、いかに艇を止めないか
の2つの要素しかありません。
艇を進めるにはどうすればいいのか?は誰もが意識しやすいのですが、出した艇速を落とさないことについては抜け落ちてしまっている選手もいます。