見出し画像

自分の腰痛の原因を知ることが大事な理由

腰痛の原因は色々ある

私が慢性腰痛で苦しんだころと違い、今はネット上に腰痛を改善する方法がたくさん紹介されています。これだけの情報があれば、あんなに大変な思いをしなかっただろうなぁと感じます。

しかし、自分には抜群に効果を感じるというものであっても、他の人には効果は感じるけどそこまでは、というものもあります。
またグッドの評価は多いのに、ノーグッドの評価も一定数あったりします。なぜなのでしょうか?

私が思う理由としては「腰痛の原因はいろいろある」からだと考えます。

*朝起きたときだけ腰が痛いけど、動き出せば痛みは無くなる。
*重いものを持ったときだけ、ピキッと腰に痛みが走る。
*長く座っていると腰が張ってきて、立ち上がるときに痛む。
*腰というよりもお尻の上あたりが痛む
*痛いというよりも、腰が張ってきて重だるい
*体を反らせたときに、腰が潰されるような感覚で痛い
*前屈すると、腰の筋肉が引き伸ばされるように痛い

これらは腰が痛いと言って来院される患者さんの訴えの一部です。

一言で腰が痛いといっても、痛む場所、痛み方、痛む動作など色々です。
症状が違うということは、原因もそれぞれ違います。

お腹が痛いときに、ある人はストレスに効く胃薬を飲んで改善したとしても、他の人はこの薬では改善しないこともあります。
痛む場所や原因が違うからです。

後出しジャンケンで腰痛に勝つ

自分の腰の痛みの原因がわからないままに改善しようと努力するよりは、原因にアプローチした方が効果は確実だし早く良くなります。

原因に対してアプローチするということは、ジャンケンでいえば後出しジャンケンです。
何を出してくるかわからなくてジャンケンするよりも、出してきた手に勝てる手を出せば絶対に確実に勝つことができます。

聞いて、見て、触れて確認する

整体院でも、後出しジャンケンにするために患者さんの話しをよく聞いて、姿勢を見て、動作や歩き方を見て、筋肉に触れて原因を見つけます。

朝腰が痛い人であれば・・・
*仰向けだと太ももの裏が床に付かずに浮いていないか?

*下腹部を押し込むと痛みがあるか?

*うつ伏せだと、膝のお皿が床に強く当たっていないか?
⇒足首の下にクッションを入れてあげると楽になる

*家での敷布団の硬さは?
⇒腰が沈まないような固さにして、少し高めの枕にしたほうが寝やすいかもしれません。

*お腹を突き出すような立ち姿勢でないか?
⇒寝る前には、脚を前後に大きく開いて鼠径部を伸ばしたり、太ももの前をストレッチをすると痛くなりづらくなります。

このように、自分の腰痛の症状や原因がわかれば、後出しジャンケンでグーに対してパーを出すように、ピンポイントで対処することができるようになります。

ネット検索する場合であっても、「腰痛」とググるよりは「朝の腰痛」と検索したほうが、確実な情報を得ることができるはずです。


いいなと思ったら応援しよう!