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MOFT XとMajextand mの比較

iPad mini用のMOFT Xが売り切れていたため、代用として手に入れたMajextand m。MOFT Xと比べるとどうなのか、書いていきます。

公式ページへのリンク

Majextand m(以下Majextand)は↓こちら。

MOFT X(以下MOFT)は↓こちらです。なお、比較対象はこれまで使っていた通常バージョンの方ですので、ご了承ください。

Majextandの優れている点

見た目がコンパクトでスマート

MOFTと比べて、収納時は特にコンパクト。また、展開時のメカニカルなカッコよさもMajextandのいいところだと思います。

軽い

Majextandのスペック表を見ると、本体が68.5g、シートが6.5gとあります。MOFTは137gとありますので、本体とシートを合わせてもMajextandの方が軽いことになります。

また、Majextandは本体を外すことができます。重さが気になる時はどこかに外しておいてもいいかもしれません。

その他細かい部分

  • スタンド展開時に若干iPadが浮くので、ちょっとだけ首に優しいです。正直割とどうでもいい感はあります。

  • 多段階角度調整が可能ですが、様々な角度を使い分けるようなシーンには今の所遭遇していません。あれば嬉しい機能といったところでしょうか。

MOFTの優れている点

机においた時にガタつかない

収納時の面積が大きいため、机においてもガタつきません。ケース無しで運用しても、カメラのでっぱりが気にならなくなるのは嬉しいポイント。Majextandの場合、コンパクトすぎてApple Pencilを使おうとすると画面真ん中以外ではガタついてしまいます。

しっかり水平が取れる

MOFTはiPadの下辺に合わせて貼ることで、簡単にバッチリ水平を取ることができます。Majextandはシール貼付け位置がiPadの真ん中なので、水平が取りにくいです。自分が不器用と言えばそれだけですが…。

安定感がある

広い接着面でガッツリ貼り付いているため、収納時・展開時ともに安定感があります。言ってしまえば、雑に扱えます。「変なことしたら外れるかも」という心配とは無縁です。Majextandは本体が外れる仕様なので、常に繊細に扱う必要があります。

使い方が簡単で、事故が起こりにくい

MOFTは展開も収納も簡単で、よっぽどのことがない限り剥がれ落ちることもありません。横置きしたい時も展開したままiPadを置き直すだけです。Majextandは展開・縦横切替・収納のすべてで丁寧な動作を要求される上、失敗すればスタンドが外れて落下したり、最悪iPad本体を取り落とすこともあります。

※Majextandの各動作について補足

  • まず展開について。スタンドを引っ張れば展開できるのですが、この時強く引っ張りすぎるとスタンドがシールから外れます。かと言って弱すぎるとスタンドの足が出ません。絶妙な力加減が要求されます。また、角度調整ができすぎるため、毎回いい感じの角度になるように調整する必要があります。もし角度を立て過ぎた場合、後述の収納手順を踏んでスタンドの足を戻す必要があります。

  • 次に縦横切替。スタンドを外し、iPadを90度回して取り付け直せばOK。これに関しては背面をしっかり見てやれば問題なく成功します。逆に言うと、背面を見ずにやるのは相当に慣れが必要です。自分は一度も成功したことがありません。

  • 最後に収納。スタンド底面にある出っ張り2つを押した状態で、足を戻すように力を加えると収納できます。この時、ちょっとでも変な方向に力を入れるとテコの原理で簡単にスタンドが吹っ飛びます。シールとの結合部分を押さえながら足を戻すのがいいかもしれません。

その他細かい部分

  • ファブリック素材なので、机に置いても音がしづらいです。Majextandは金属製なので、机に置くたびにカシャカシャと音がしやすいです。

  • MOFTは耐荷重に優れます。そのため、12.9インチのiPad Proでも装備可能です。Majextandは500gが限度なので、iPadに使いたい場合は基本的にmini専用になります。

  • MOFTは安いです。AmazonだとMOFTは2,980円、Majextandは4,980円。1.5倍くらいの差があります。

好みの分かれる点

  • Majextandのシールがずれても、ちょっとであればシールと本体の接合部が若干ガタつくのでなんとかなります。逆に言うと、シールと本体がガッチリくっつくわけではないので、常に水平からずれる可能性があります。狙ってグリグリしなければまず大丈夫ではありますが…。

  • 両者とも展開した場合、フットプリントの幅はMajextandの方が圧倒的に小さいです。奥行きはMajextand側のスタンドの角度にもよりますが、基本的にMOFTの方が小さいです。

結論:自分はMOFT推し

これらの要素を比較した結果、自分としてはMOFTを使いたいという結論になりました。

理由としては、「Majextandはサッと無意識で使うことができないから」に尽きます。

例えばメモを取りたい!と思ったとして。カバンを開いて、中をゴソゴソしてメモ帳を探して、またゴソゴソしてペンを探して、メモ帳の空いてるページを探して…とかやってると、メモしたいことを忘れてしまいます。

こうならないためには、メモ帳とペンを「サッと」「無意識で」使えるようにセッティングしておく必要があります。胸ポケットにメモ帳とペンを一緒に入れておき、メモ帳は常に最初のページを空きページにしておく、という感じです。

これと同じで、iPadのスタンドも「サッと」「無意識で」使えるのが理想なんです。でも、Majextandはそれを許してくれない。「時間を掛けて」「意識的に丁寧に」使わなければならない。すると、iPadで何をしたかったのか忘れてしまう。それがとてもストレスでした。


ということで、Majextandの運用は諦めて、MOFTを仕入れようと思います。

参考になりましたら幸いです。

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