ダイエットは運動1割食事が9割
健康を目指す上でクリアすべきことは、栄養の質と量です。
繰り返しますが、貴方の体はあなたの食べたものでできている。
食べたものを材料に体は作られていくので、材料不足があれば、必然的に不良品になってしまう。
料理と同じです。
健康な体という、優良品を作り出すためにはやはり材料の質や量が求められます。
そこで問題となることがいくつかあります。
1、栄養価の低下
厚生省の発行する食品成分表は、改訂8回目となりました。
これの意味することは、栄養価が落ちているということ。酷いものになると一昔前の十分の1、多くても3分の1と云う程に❗️
2、日本人の栄養摂取バランスの偏り
日本人の栄養摂取バランスが悪く、野菜や果物の量が足りていません。
これは大分前から警告されていましたが、直そうという意識が薄いように感じます。
野菜や果物の量が足りないということは、ビタミン不足、食物繊維不足と言えるでしょう。
また、タンパク質の摂取はどうでしょうか?体重1キロに対して1グラムですから、体重50キロの人で1日50gの摂取となりますが……
アミノ酸は肉100g中20%の20gですから、50gとるには、250gの肉を食べる必要が出てきます。
果たして充たせていますか?
3、油の質
油には血液をさらさらにする物とどろどろにするものとがあります。
日本人は元来、魚を食べ、その油を摂ってきました。肉を食べるようになったのは、明治になってからです。
血液をサラサラなするEPA.DHAの油のもっと摂るべきでしょう。
体の細胞膜は脂でできており、その質によって、栄養をスムーズに受け取れるかどうかも決まります。
4、必須アミノ酸、必須ビタミン
体で作ることのできないものが必須ビタミン必須アミノ酸と呼ばれるもの。
これはどうしてでも食べないと摂取できないものです。
しかも、両方とも全てのアミノ酸、全てのビタミンが揃わないと体に吸収されないという厄介な条件があります。
この条件にそぐわないと流され、体外に出てしまいます。
それも、これは毎日必要です、
毎日計算して計って、料理して食べる手間をかけることができますか?
ですから、私はサプリメント、プロテインを選ぶことにしたのです。
5、薬は体を治してはくれません
日本人は薬に対して信頼感を持っているのではないでしょうか?
でも、これは諸刃の刃で、量を加減して体に有効に働くようにしている毒であることを認識しましょう。
あくまで、対処療法、万能薬ではないのです。