虎ノ門散歩事情(その4)
2023年になり、次にこの地を訪れたのが3月21日(祝日)。
その時の虎ノ門ヒルズ駅前の様子です。
駅上のビルはもうだいぶできあがっている印象でした。
日比谷線の北千住方面側がA-1街区(ステーションタワー)で、逆側の中目黒方面の建物がA-2街区(グラスロック)らしいです。桜田通りの上にビル同士をつなぐ歩道橋(T-DECK)が架けられるようです。
そして、「虎ノ門ヒルズステーションタワーが10月6日開業」というニュースが聞こえてくる中で再び訪れたのが9月17日でした。この日は虎ノ門駅で一旦改札を出て、虎ノ門ヒルズ駅とつながっている地下通路を通り、虎ノ門ヒルズ駅上のグラスロックから地上に出ました。
そのあと周辺をぐるっと周り、ステーションタワーから虎ノ門ヒルズ駅へ。
私がかつて利用した、あの中途半端な駅とは何もかも違っていました。
撮影日の9月17日は日曜日で、さらに駅ビルが開業前なので利用客が少なかったのがここまで人のいない駅を撮影できた理由です。
10月6日に開業したステーションタワー。その後私はここには行っていませんが、今は混んでいるのでしょうか。
駅としては広くなり利用しやすくなった反面、地上~ホームまでの移動距離が伸び高低(工程)も増え、駅の改札から外へ出るのがいくぶん面倒になった気がします。
開業後のステーションタワーについては、あちこちで話題になっているのでそちらをご覧くださいね。
ビルの写真を撮っていて思うのですが、私はビルが建てられるまでの過程には興味があるけど、建てられた新しいビル自体にはそこまで興味がないようです。外観だけ確認できればよくて、中身はあまり興味がない。超高層ビルを利用するのが好きではありません。というより、今建っている商業施設の上下移動が苦手です。行き(上り)は目的によってある程度分散されるから良いとして、帰り(下り)はエスカレーターに人が滞留するビルばかりじゃないですか(自分のイメージかもしれないけれど)。そして何より人混みが苦手なんです。
今は新しく建てるなら超高層ビル、というのが決まりかのように、高さを争っているように見えます。東京にはそこまでの空間を利用しなければいけないほど土地がないのでしょうか。地上何百メートルのところで生活したいと希望する人がそんなに多いのでしょうか。
その裏で、もぬけの殻になった空きビルも多いように思います。ニューヨークが建物の重みで地盤沈下しそれが原因で水害が増えている、というのを聞いたりすると(本当かどうかは知りませんが)そんなに同じ場所にいくつも超高層ビルを建てて平気なのだろうか、と心配になったりもします。
背丈だけを争わず、もっと利用したいと思う利用しやすい商業施設を作ってくれないかなと切に願います。
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