「プロライセンス取らなくてもプロゲーマーになれますよ~プロeSportsリーグを作ろう~」
どうも、W.I.のtotokoです。
いよいよ3月も終わりですが、結局何もやってないので、新年度になる4月から色々やります。
音楽とか執筆とか
さて今回はタイトルの通り「プロライセンスなんてなくてもちゃんとプロゲーマーとしてお仕事やれるはずですよ」というお話です。
というのも、日本eスポーツ連合(JeSU)発行のプロライセンスによってプロゲーマーとして活動でき、高額賞金も獲得できる大会等もできますよ、という名目で、JeSU発足したわけなんですが……。
例えば、JeSUのプロライセンス対象のゲームタイトルの中身になぜだか、「パズドラ・モンスト」というeSports……?なタイトルがあったりしてますし、なんか利権くさいJAPAN特有のあれそれが見え隠れしてますね。
そんな中「カジノ合法化に関する100の質問」というカジノ専門家、木曽崇さんによるブログにて以下のような文言がありました。
消費者庁表示対策課長・大元慎二氏:
「esports大会出場者が優れた技術によって観客を魅了する仕事をし、その報酬として賞金を得る場合、その賞金はプロ・アマを問わず、景表法で言う"景品類"には該当しない。」
要するに「ちゃんとeSportsとして興行が成り立っているのなら、景表法には引っかからないよ」ということです。
あらま。
というかそもそもよく考えたら、そりゃそうですよな。という訳ではあるんですよね。
数年前まで稼働していた戦国大戦でも確か優勝賞金200万円の大会やってましたし(これがどういう仕組みで開催・運営していたのかはわからないですが)。
今回はそういうお話ではなく
今回はJeSUに関して改めて考えようとかそういうお話ではないです。
そういうのは、そういう話題が得意な人たちがしてくれます。
この消費者庁の見解をポジティブに考えると(というか、そもそもネガティブなことは言っていませんが)、「プロアマ問わず、高額賞金の大会等を開催することはNGではない」ということなんです。
まあ要するに「わざわざライセンスなんて取得しなくても、アイアムプロゲーマーと名乗れますね」ということです。
あれです。名刺にライターって書くなんちゃってライターと一緒です。そうです、私です。totokoです。
今までは「ゲームの大会で高額賞金を渡すのは景品法とかに引っかかるから、日本ではeSportsが流行らない」というハードルがあったわけですが、それがなくなったので、もう法整備云々の言い訳はできなくなりました。
あとは本当にそのゲームでeSports的な流行りを見せたいのならば、大会運営など現場実地の部分の努力がモノを言うということになりました。
現場のお話はまたの機会にするとして、なんとなくイメージとしてできそうなことがありますね。
一回限りの大型大会だけではなく、一年や半年といった長期期間を通して、そのゲームのチャンピオンを決める野球のペナントレースのようなことができそうですよね。
JeSUに依存しないプロリーグのようなものです。
選手は各企業がスポンサーとなっているチームに所属し、一定期間毎に試合をし、年間チャンピオンを目指す。
簡単なイメージとしてはこんなもんでしょうか?
例えばシャドウバースのプロリーグがそういう感じですね。
個人的には一過性の大会よりリーグの方がいいかもと思ってます
プロリーグのようなものを作ることで、一過性の大会による瞬間最大風速的な盛り上がりではなく、常時プロ選手の動向が気になることで、長期的にそのゲームへ注目してもらえるかもしれません。
また、ひとつのゲームタイトルに対して、複数のリーグを用意したりするのも面白そうですね。
ボクシングの各団体に近い感じかもしれないです。統一王者とかも生まれるかもしれませんね。
車の免許のような「プロライセンス」というものを発行する意味はあんまりなくなるので、各ゲームメーカーや大会運営の会社は、スポンサーを見つけたり、大会や競技の運営ルールを決めることに注力すればいいというわけです。
そのような潮流が進めば、自ずとJeSUがやるべきことが見つかるかもしれません。
蛇の足
長期プロリーグじゃなくても、例えば将棋の竜王戦のような各タイトル毎に参加者を募り、そのタイトルオンリーのスポンサー(主催)を用意するというのもできます。
そして、なによりもアマチュアでも、ちょっとした大会で賞金を出すことができそうですね。
まあ、今度は「カネ」の問題が浮上しそうですが……。