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海に落ちる「対馬の滝」への道


対馬川の倒木

11月4日(月)から行った久しぶりの私的旅行は一泊二日の伊豆でした。
タイミング良く初めて伊豆急行の黒船電車にも乗れたし、
ゆったり温泉にも夜と朝二度も浸かることができ、
心地良い時間を過ごすことができました。

木々の間からの海

1日目の午後は宿泊したコテージの近くを散策したのですが、
高台ということもあって木々に覆われて山は近くに感じたのですが、
坂を下っても海を近くで観ることはできませんでした。

橋立つり橋

せっかくの伊豆なので、
2日目は伊豆高原駅から歩いて行ける海の名所と
ガイドにあった「対馬の滝」と「橋立つり橋」を目指しました。

つり橋から真下の海

伊豆高原駅の観光案内所の若い方が親切に駅からの道順を教えてくれたので、
迷うことなく水の流れの激しい対馬川に沿って20分程歩くと、
海が観える場所に到着しました。

大淀・小淀

しかし、樹木が生い茂った崖の上なので木々の間から海を見る感じでした。
それに加えて曇天のせいで海はグレーでしたが、
三連休明けだったので人影が少なかったのが何よりでした。
でも、3名の中国人観光客は写真をたくさん撮りながら楽しそうにしていました。

潮溜りの中の太陽

で、私が最初に向かったのは「橋立つり橋」。
そこへ通じる道にはゴツゴツした岩がたくさんのうえ段差もあり、
短い距離でしたが、なかなか大変な行程でした。
しかし、つり橋から観た曇り空の海はダイナミックで、
波が良い感じがして、なかなか目が離せませんでした。
そして。微妙に揺れるつり橋も独特の浮遊感があって楽しかったです。

大淀・小淀側から観た「対馬の滝」

「対馬の滝」に向かう前、もうひとつの名所で「大淀・小淀」へ降りたのですが、
溶岩が冷え固まってできた「柱状節理」の形がユニークでかなり印象的でした。
しかし、海に近づくためには凸凹の坂だったので移動はかなりきつかったです。

対馬川から滝になる水水水

そして、最後は「対馬の滝」に着いたのですが、
川から滝になる景は何とも言えない迫力があり、
人が誤って落ちたらもうおしまいです。
ある意味、水の変化、硬軟含めた表情って想像以上に凄まじいですね。


崖に咲く石蕗の花

ただ、回り道をして最終地点の滝に着いたので、
色々な角度から海に落ちる「対馬の滝」を観られたのが良かったです。

展望デッキから観た「対馬の滝」

しかし、左右からの滝は観られましたが、正面から観ていないことに気づき、
ちょっとだけ沖に揺れる小舟に乗ってみたい気持ちになりました。
でも、船酔いする私だから、それは無理な話です(笑)。


沖の小舟

使用機材:NIKON Z5 24~200mm
撮影日:2024年11月5日(火)



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