冬の舞岡
横浜って山下公園、氷川丸、港の見える丘公園、
みなとみらい、山手の西洋館、元町や中華街等
お洒落なイメージを持つ方が多いと思います。
かく言う私も2017年にグループ展を横浜市戸塚
区舞岡にある農家カフェで行われたグループ展に
参加する以前は、そんな気持ちでした。
ところが、2017年7月舞岡の「かねこふぁ~む」
の農家喫茶あとりえへ行ってみたら、周囲は緑に
覆われ畑や梅林があり、どこからどう見ても田園
風景、それまで私が持っていた横浜のイメージと
かなり違う土地でした。
で、舞岡に断然興味がわいたので、
私は「かねこふぁ~む」で毎月行われている句会
に入り、それ以降の舞岡通いが始まりました。
私はそれまでの60年以上、生きていましたが、
農家さんとの接触は農業誌等の取材ぐらいで、
日常的に接することはほぼありませんでした。
ただ、取材でそれなりに農業現場を知っていた
のと私の性格、句会の方々の優しい心配りも
あって、素敵な環境にはすぐに適応しました。
舞岡通いの当初の私の動きは、句会の始まりに
合わせて向かい、終えると帰ってくる。
そんな動きでしたが、いつの頃からか、
句会前には緑が生い茂る舞岡公園を1時間以上
歩き撮影するのが習慣となり、
それは今も続いています。
何故こんなに舞岡にはまったかと言えば、
それまでの私は都市部の住宅街で生活している
だけで農地は縁遠い世界でした。
きっかけは俳句もありますが、10年以上続いた
農業取材のお陰で農家さんとの距離が
自然に縮まったのだと思っています。
2020年からのコロナ禍にも、
毎月ではありませんでしたが、
状況を見ながら舞岡通いは続け、
2021年と2022年3月には喫茶あとりえで
「かねこふぁ~むの四季」と言う写真展を2年
続けて開催することができました。
これはとても嬉しかったです!
先週12/26(木)も句会で舞岡へ行ってきましたが、
舞岡公園を歩いていると、その時も
まだまだ知らない土地があるのを実感しました。
だから、私の楽しみはこれからも続きそうです。
使用機材:NIKON Z5 24~200mm
撮影日:2024年12月26日(木)