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退職代行を使っての退職

しばらく疲れてて更新サボってました。
現状の共有です。
先に結論をお伝えすると、退職代行を使ってみました。
モームリという会社で、今回22000円かかります。
なぜ退職代行利用するかというと、直接上司に伝えるのがしんどいからです。

退職代行にすがった理由

  1. エージェント経由で採用されて、4ヶ月目での退職打診であること。(通常3ヶ月経過すると、企業はエージェントに費用を支払わないといけない)

  2. 退職代行に依頼した日も徹夜作業で仕事あけで、もう逃げ出したい気持ちでいっぱいだったから。
    最近は仕事が間に合わず週2のペースで徹夜作業してました。ただ自分のやり方が悪いかもと思い、また深夜作業は上長の許可が必要なことから、サービス残業でした。

  3. 上司が信用できない。
    こちらに関してはほとんど最近上司と話す機会がなく、何を考えてるかも分からなくなり、話したくないという状況でした。フルリモートの状況にて、週1のミーティングもだいたいリスケになることから、もう戦力としてカウントされてないのかなと思い、お互い信用できなくなりました。

  4. プロジェクト途中での退職検討
    プロジェクトの途中で抜けるのはやはり会社にというよりメンバーに気を使います。誰かが私の尻拭いをするわけですから。ただそこまで考え引き継ぎを経て辞める過程を踏めるほど心に余裕は残ってませんでした。

  5. もう次の会社が決まっている。
    この言い方は卑怯かもですが、次が決まっていて、今の会社に不満がある。面倒むかって退職を切り出すのも勇気がない。こうなれば退職代行も悪くないかなと思いました。

  6. 興味本位
    これはいい大人として最低だと自分でも理解しています。が、98%辞めるためにどうしてもという気持ちと、2%使ったらどうなるんだろう、という興味での選択になります。

    では興味として使った結果はどうでしょうか。
    まだ退職日は先になりますが、もちろん円満退社とはならないです。
    最悪賠償責任を問われる可能性も会社からは示唆されています。
    ただ退職代行会社からは、退職をOKとした後に色々と条件をつけて、賠償責任とするのは無理で、また個人に賠償責任を課すことができるケースは極めて低いとのことなので、嫌がらせだろうとの回答でした。
    ただ14日の無断欠勤を経て退職となるため、おそらく懲戒免職は逃れられないはずです。

    懲戒免職になるとどうなるのか

    調べてもはっきりとこう、みたいなことは分かりませんでした。
    ただネットの情報を拾い集めると、もし転職時にリファレンスチェックがある場合は、まず採用されないでしょう。
    次に、面接時にもし過去に過ち等を犯していないかを問われた際、懲戒免職のことを黙っていると、おそらくクビになります。経歴詐称になるからだと思うからです。
    ただ、前の会社は何故やめたのかという問いに、馬鹿正直に懲戒免職になったからです!という必要はもちろんないので、どうバレるのかはリファレンスチェックと人事や同僚の繋がりからのリークになりますでしょうか。
    意外と業界というのは狭いので、後者のリークはバカになりません。が、そんなことを気にしている人間が退職代行など使うでしょうか。答えはノーです。どうしても現状から逃げたい人が使うサービスだと思っています。それを使わなければ狂ってしまう、壊れてしまう人ばかりだと思っています。

    退職代行を使うべきか

    次のことが無ければ、私は使っていなかったように思います。

    • 次の会社がすでに決まっている

    • 次の会社の知り合い経由で採用

    • 退職金、有給休暇がそもそも存在しない

    • フリーランスとしてでも働くことが可能

    一つ一つ理由を書きはしませんが総じて言えることは、次の会社では代表自ら声をかけてくれて、知り合いの状態です。なのでリファレンスチェックがあったとしても関係ありません。
    現職のことや退職代行を使っての無理やり辞めることまで伝えているため、ただ面接を受けて内定をもらった会社とは、その後の心理的安全性が全然違うのです。
    もしそうで無ければ、次の会社がまず決まらなければどうしよう。次の会社でいつ懲戒免職が発覚するか怯えて過ごさなければいけない。このような状況になり、まともに働ける気がしません。
    退職代行でやめる、円満退職でなくなるということは、その後その業界に関わらないくらいの意思が無ければ、真の意味でストレスから解放されないと思うのです。

    また、私の場合次の会社でどれくらいの期間お世話になるのか、なれるのかは分かりませんが、いわゆる今回の不始末、短期離職の経歴は少なくとも1年、長ければ数年次の会社で続けることでロンダリングされます。
    通常リファレンスチェックで全然職まで遡ることはないでしょうし、なんなら4ヶ月くらいの就業期間であれば、そもそも経歴から外しても問題ないはずです。
    それくらいに安心材料が揃った上での決断なのです。
    なので自分の場合はこうだった、と言うふうに話すことはできますが、万人に向けて退職代行はおすすめできます!とは言いづらいのが本音です。

    ただ常套句にはなりますが、退職代行を使うこと自体は悪だとは微塵も思っていません。
    人は抱えきれないストレスをなんらかの形で解決しないと、心が潰れ廃人になります。
    人には、特に社会が多様化し人と比べる機会が多くなった現代人には逃げ道が必要です。
    なので、あ、自分このままだと壊れるかもと思ったら、ぜひ使うことも選択肢に入れてみてください。
    人間えらいもので、代行を使った次の日は若干チームメンバーへの申し訳なさがありましたが、翌々日には思い出すこともなくなりました。いつもよりも睡眠の質がグッと上がりました。
    しばらくできていなかった趣味を少ししただけでもとても感動しました。
    もっと我儘に生きてもいいんだと思えました。
    まだ損害賠償請求される可能性は0ではないですが、今はこの幸せを噛み締めて日々過ごしたいと思います。

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