笑顔は自分もまわりも幸せにする#63
こんにちは。わくわくらすです。
教育の世界では、まわりの大人(先生や親)が楽しそうに過ごしていること以上の教育効果はないと言われています。
人は楽しさの中でこそ最も成長する生き物です。楽しいからこそもっとやりたいと思うし、できるようになりたいと願います。また、楽しさを得るためには安心感という環境が必要です。
極端な例ですが、あなたがいくらゲームが大好きでも、戦争のど真ん中でやっていては楽しさを感じることはないでしょう。命の危険が迫っているわけですから。
学校という環境も子どもにとってはある意味危険な場所なのかもしれません。だからこそ、学校は全ての子どもにとって安心感があり、楽しさを感じられる場所でなければいけないと思います。
楽しさの中で成長するのは子どもだけではありません。私たち大人も同様です。ですが、大人の世界は楽しいことばかりではないという人もいるでしょう。その意見に否定はしません。
また、人によっては大変で苦しいことの先に成長があるんだという人もいるでしょう。確かに人は辛く苦しいことを乗り越えたときに達成感を得ることもあります。
だけど、私は苦しさだけの成長は本当の意味での成長ではないと思うのです。
例えばやりたくない仕事、全く納得していない仕事をやり遂げた先に待っているものは何でしょうか。それは「こんなこと2度とやりたくない」という気持ちではないでしょうか。もしかしたら、技能・技術くらいは身につくかもしれませんが…
確かに最後までやり遂げた粘り強さは認められるべきですが、苦しさの成長にはあるものが欠けています。
それは、内省的な振り返りをしないということです。
内省とは自分の心と向き合い、自分の考えや言動について省みることです。似たような言葉に反省というものがありますが、反省はどちらかというと過去の後悔を洗い出すようなニュアンスがあります。反対に内省は未来に目を向けます。次のチャンスに向けて振り返りをすることが内省です。
やりたくないことには内省がありません。すぐにこの時間が過ぎ去ってほしいと思っているからです。
私は内省を促すためにあることをしています。それは笑顔で過ごすことです。もちろんいついかなるときも笑顔でいるわけではありません。同僚と話すとき、来庁者を案内するとき、電話をとるときなど誰かとコミュニケーションをとるときは笑顔でいるようにします。
最近の脳科学の研究では、楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔になることで脳が楽しいと感じているという説があります。自分で考えなくても勝手に楽しいと思えるならこれを使わない手はないと思いました。しかし、このご時世マスクがあります。なので、以前よりも目元をクシャっとするように意識をしています。
家庭や職場に笑顔のあなたがいるだけで、安心感を感じ楽しさを見出す人がいるのではないでしょうか。
お読みいただきありがとうございました。