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【ドイツ編①】インターナショナルキャンプで2泊3日してきたよ。いろいろびっくり。日本の子どもたちを連れて行きたくて仕方がなくなった:「電車事件、思いこみは怖い」の巻

旅の後半はドイツ。知人のドイツ人がアドベンチャーキャンプのBachelor courseで学んでいる最中で、彼を訪ねてはるばるドイツのWalsrodeという田舎町に行ってきました。しょっぱなから悪戦苦闘の2泊3日でした。

アムステルダムで生活して約半月がすぎました。少しだけこの国の住人になったつもりでいたのですが、私はやはり日本人でした。それを証明する事象が自宅出発すぐに起こりました。

1.思い込みが産んだ悲劇--日曜朝は電車がない!?
2.私を助けてくれたのは--イギリスで利用していたUber
3.再びの悲劇--電車から降りられない!?
4.この日の最後の悲劇は--ベッドが一つしかない!

目次風に書いてみました!

1.思い込みが産んだ悲劇--日曜朝は電車がない!?
Amsterdam Central Station発Hannover行きは午前7時発。「少し早いけど、自宅からインターナショナル駅までは30分もかからないからまあいいや」と思ってomioで予約したのが1週間前。その日は6時に自宅を出て、まず地下鉄の最寄り駅(徒歩3分)。早朝だけど1時間に3-4本電車があれば余裕で間に合うと思っていたのだが、時刻表を見てびっくり。日曜は最初の電車が7時半過ぎ。つまり絶対に間に合わない。どこにも駅員さんは見当たらない、ホームはもちろん、事務所のようなものもない。そんなホームにいた一人の男性に声をかけて、目的駅に行くにはどうしたら良いかを聞いたのだが、、、わからないと言われた。(とほほ)

日曜の各駅の始発時間。まさかこんなに遅いとは。私の駅はDiemen-Zuid。やってしまった!
平日だとこんな感じ。

地下鉄駅の真横にNS(ヨーロッパ横断鉄道?)の駅があるので、いつもはほとんどこの電車を使ってないが、これでAmsterdam Central 駅に行けるだろうと思ってそっちのホームに行ってみたら、またもや行けないとわかる。慣れてもいないのに事前確認していなかったことが悔やまれる。そしていつの間にやら時刻は6:30。前日に「電車の時間を調べようかな?」と2回も思ったのに「まあ、6時台は少し早い程度だし電車がないわけがない」と日本同様と思いこみ調べなかった。早朝のひや汗は体に悪い。あと30分しかない!本当に焦った。

2.私を助けてくれたのは--イギリスで利用していたUber
ホームに(信頼できそうなビジネスマン風の)女性がいてこの駅からAmsterdam Central駅に行って7:00のハノーバー行きの電車に乗りたいのだがどうしたら良いか、と質問をした。「タクシーで行くしかない」と言われたが、駅の周りにタクシーがいるわけがない。だってまだ電車が動いていないのだもの、、、などやりとりをしていて、Uberがある!、という結論に。Uberのアプリは運よくまだ消していなかったので即予約。7分後にPick upしてくれて結局9分で目的地に到着。ようやく電車に乗ることができた。進行方向に向いて座っているつもりが、逆向きに電車が動き出した。そして、自分は進行方向に向いていないと気分が悪くなると思っていたのだが、全く関係ないことに気がつき、またできることが増えたと少し嬉しくなった。そして、ようやく、後は現地に自動的に着くだけだ、と安心していた。ところが、、、

3.再びの悲劇--電車から降りられない!?
きちんとトラブルが起きるようになっているようだ。アムステルダムからハノーバへの電車は順調に遅れて、しかしなんとか最終目的地への電車には間に合った。2両連結の国内線だ。事もあろうにドイツでは6.7.8月は自動車(ガソリン)を使うことをやめて、電車を使おうというキャンペーンをしていて、1日乗り放題の9€(1200円程度)という破格のお値段。そしてこの日は日曜日。ホームにはたくさんの人がごった返している。

なんか簡単そうに見える乗り換えのはずが、悲惨なことに、、、

悲劇の予兆が先に少しだけあったのだが、電車に4つあるドアのうちの3つが開かないという事象が発生し、一番先頭の扉にホームにいた全員が一斉に押しかけた。(こんなこと、日本ではないよなーーーとも思った。)現在バケーションシーズンのドイツでは大半が家族づれで大荷物を持っている。一人旅の私は人混みをかき分けながらも電車内に早めに入ることができ、おまけにスイスイと座れる場所を探して奥に奥にと入っていった。(これがいけなかった、、、)この電車も御多分にもれず遅れるのだが、電車を降りたら待ってくれている人がいるという安心感が私を開放した。5分ほど遅れた電車がWalsrode駅に着く頃、電車を降りる準備をしながら通路を見たら山のような人と荷物で、先頭車両の一番前の出口まで行けるのかどうかがわからないくなってきた。ここでまた真っ青に。似たような状況の人は何人もいるようだが、誰も声をあげることもなく、なんとか前に歩こうとしている。彼らは慣れているのかもしれないが、私は不安でしようがない。もう外国人だし、と勇気を出して、I wanna get off!と大声で叫びながら、泳ぐように出口までたどり着いた。ドアから降りられなかったら、窓から降りようかとも思ったほどだ。そこにはDennisがいてくれて、私はようやく一息つけた。

電車はいっぱいで子どもたちは床に座っていた。そして喧嘩を始め、4人兄弟姉妹で叩き合いにも!お母さんは疲れ果てて一番下の子を抱っこして眠ってしまい、お父さんは前の席で寝ていた。全員が丸坊主で女の子も男の子もいた。子どもたちはかわいいね。暇な時は、何してるんだという風に私のスマホを覗き込みにきていた。9€なら家族旅行も安く上がるね。

初日の半日はそんな感じだったのだが、この先に続きがあるとは知らなかった。変なことはまだ続く。アドベンチャーキャンプの話まで行き着けるのだろうか、と少し不安になってきた。

4.この日の最後の悲劇は--ベッドが一つしかない!
'Waka,  bedが一つしかないんだけど、一緒に寝てもいい?'とDennisに言われ、一瞬びっくり。それは想像していなかったことだ。Dennisは25歳の男性だ。そして私は女性だ、年齢は2倍以上だが。さらにDennisはゲイであることをcoming out しているし、一緒に寝るのも経験だ!と判断した。'頭を揃えて寝るのと、頭と足の方向を一人は逆にするのとどっちがいい?僕は逆に寝るほうがいいと思うけど'と言われたのだが、'私は顔をキックされるのが怖いから、頭を揃えて寝たい'と伝えて1泊目は私の希望が叶った。しかし2泊目はDennisが逆向きに寝たので、足の匂いが気になることもあったが、どちらで寝ても変わらないということを理解した。

全てのことは、このあたりの国ではよくあることなのだと思う。日本ではあまりないことなので、1日に何度びっくりしたことか、、、海外旅行だなあ、とつくづく思った。

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