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滝学園(中高一貫:愛知)の土曜講座はデンマークと起業。「怖いものに飛び込む勇気」を話すことになるなんて!

2021年7月17日、滝学園の土曜講座でお話しさせていただきました。

帽子アンバサダーとして今回はビタミンカラーで。実は着ている服は、ルワンダのキテンゲで作ったブラウスだ。今回は起業の話もするのフル装備で参上した。

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参加者は中学1年から高校3年までの約40人。高校3年生がいることに驚いた。これは、海外や海外進学の興味がある生徒だったのかしら?

--- こんな授業を企画しました(弊社HPより引用) ----
昨今の中高生は人生の気づきのきっかけとなる学校外の大人と接する機会があまりありません。そんな中で、高校1年生の生徒の持つ疑問をテーマに、教師・講師でミーティングを持ち、授業内容を創り上げました。互いの学びあいの機会にもなる新しい手法の企画授業です。

講師のデンマークでの留学生活・出会った人物とのエピソードをベースとし、中高生が感じる疑問・課題を可視化し、参加する生徒がそれらの課題をワークショップで自分ごととして解決策を考えます。

<授業内容(一部)>
・デンマークのびっくり仰天、常識が覆える
・今の中高生には“自分で考えていても行動できない人”も多く、一歩を踏み出すために必要なこととは
・「なぜ起業したか」という話に留まらず、行動することの大切さ・躊躇しないで動くことの意義
--- ここまで ----

今回の特徴は、高校1年の女子生徒が授業の中身をハンドリングしたということ。授業が自分ごとになってとても有意義なものになったのではないかと思う。本来だと、「シアワセってなに?」と言った、私のデンマーク留学中の出来事や出会った人たち(先生・生徒・近所の人、他)を中心に、国民幸福度の高いデンマークの生活や社会がどのように成り立っているかを共有し、ワークショップで自分ごと化したり、あるいは、違いを比較して回答のない問いのをチームで考えることがベースになっている。今回は、それにさらに追加で「安定した今から飛び出して、怖いこと(今回は起業)に飛び込む勇気」についても話をして欲しいと依頼され、そこでもびっくり。私自身、そうするしか自分らしく生きる方法がなかったという背景から起業したため、「なんというリクエストだ〜!」と自分のこれまでを見直す良い機会となった。

終了後は養護教員の先生と、育児休暇中の物理の先生、そして担当生徒と私の4人で振り返りを行った。リアル授業とオンライン授業の違いや、どんなワークショップが生徒の人生に影響するか、もっといろんな生徒に来てもらうにはどうしたら良いか、、、などなどを話し合った。

反省会の後、こんなメッセージをもらった。

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とても嬉しかったし、来年はもっともっとすごい授業するぞ、と心に誓った。

彼女たちが所属している学生団体でこの授業のレポートが掲載されるそうだ。どんな感想が上がってくるかが本当に楽しみだ。そして、その団体からの講演依頼をいただいた。「喜んで!」と即回答。

進学校の選択授業で、受験に関する内容でないのに集まってくれた生徒たちには感謝しかない。振り返りシートは2週間後に私たちの手元にくる。ちょっとドキドキ、そして、ワクワク。

やはり、若者(私の若者の定義は大学生以下!)と一緒に学ぶのは楽しい。

こんなチャンスのある自分の人生に感謝したい。お父さん、お母さん、ありがとう!夫にも、義母にも、息子にも感謝しかない!

しかし、帽子の話もルワンダの話もできなかった。無念。サポートしてくださった育休中の男性教員より「日本の育休は世界一!国連の幸福度調査の指標はいろいろあると思うが、その数字やランキングに振り回されない大人であることも必要」というお話をいただきました。全くその通り。私自身が話すときに、「これは一つの指標例」と言わないと、いけません。反省!

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