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空き缶が1クローネ(17円)で回収してくれる。5クローネのビールで。そのココロは?

学校のお庭でビールを飲んでいたら、何人か人が集まり、たわいもない会話をしていた。デンマークは風の強い日が多く、今日もさっきまでwindy出会った。で、芝生のテーブルの空き缶が飛びそうになったので、潰して捨てようとしたら、、、

お店に持って行ったら1クローネもらえるから捨てちゃダメだよ

って言われた驚いた。サスティナブルな国だから、そうなのね。日本も昔はジュースやビール瓶は回収して、お店に持って行ったら幾ばくかのお金をもらえた。子どもの時、そのお手伝いはとても好きだったのを覚えている。(重たい瓶をお店に持っていって、そのお金でアイスクリームやジュースを買うのだ!)

しかし、その仕組みも、缶ビールや缶ジュース・ペットボトルの出現で、ほぼなくなっているだろ。しかし、この缶はアルミ缶なのですよ。5クローネの缶ビールの缶が1クローネで回収されるって素敵じゃないですか?

これは1事象であり、そのような環境を作ることで、社会の回り方は大きく変わる。「回収コストを考えたらそんなことはできませんよ。」

と言った途端に、全ては終わる。どうしたらできるか、と言うことを考えるべき時になったのじゃないかな?どこかの高校生が、そんなことを言い出したら、私はサポートしたいと思う。「なぜ自分でしないの?」と言われると、自分でするより、若者がする方が、記事にもなるし、展開もスピーディにできる、と言うオトナの思惑が働く。。。が、その考え方自信が、古いと今わかった。

飲み物の入れ物の回収が本格的になれば、きっと日本も大きく変わるだろうな。私自身はオトナが変態するきっかけになる学校を作りたいと思っていたのだが、少ない人数にしかリーチできない活動も重要だが、小さくても幅広い影響に繋がることができないか、と少し考えるようになった。

私の学ぶこの学校では、入学許可に「なぜここで学びたいか」と言うエッセイが必要となっている。その内容が一番重要らしく、英語力はあるに越したことはない、と言う感じだ。

「空き缶回収で20円もらえる仕組みをデンマークで学びたい」と言えたらよかったな、と今は思う。

せっかくここに来ているから、もっと英語で会話をしなくちゃ、と思うものの、こんなアウトプットもしたいので、時間があるようでない。しかし、気持ちと時間にゆとりを与えて、リラックスして生活しましょう!

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