夢から2021年を振り返る
夢は、自分について教えてくれています。それも、メタファーを使って、教えてくれています。自分がうっすら気づいているけれど、理解が浅かったり、全く気づいていないことを、夢が”メタファー”(たとえ)というお洒落な表現で伝えてくれるのです。例えば・・・
衣服は、一般的に、社会的アイデンティティ、社会に対する自分のあり方をあらわします。(もちろん夢によりこの限りではありません)
この、「ゴワゴワした厚手のコットンワンピース」は、掃除をするために着替えていることと、最近の自分のテーマを考え合わせると「母親役割、家族のケアをする役割アイデンティティ」のメタファーと考えられます。(あくまで仮説ですが。)
着心地が良くないのだから、新しい服(≒新しい母役割、家族ケア役割アイデンティティ)を探しているところなのでしょう。
このキャミソールは、レースがついて女らしいのですが、ぺらっとしていかにもお腹が冷えそうです。これは、女としてのアイデンティティ(セクシャリティ含め)を表していそうです。お腹が冷えそうだと思っているなら、今の私には合わないということでしょうね。
新しい「母親役割アイデンティティ」と、新しい「女としてのアイデンティティ」と「その統合」が夢のテーマでしょうか。おっきなテーマが出てきてしまった気がしますが、誕生日に見た夢だからかな。。。言葉にするのは簡単だけど、実際かなりの時間を要しそうなテーマです。。。
おもしろいのは、この夢で知人のAさんんという女性が出てきて、同じく掃除用の服に着替えるのですが、「これ結構いいよ〜」と言っていること。(Aさんが着ているのは、私が着たワンピとは違うらしい)
母親役割アイデンティティと女性としてのアイデンティティが統合されているイメージに近いのがAさんのイメージなのかもしれません。私が思うAさんとはどんな感じの人か・・・を考えてみると、ヒントがありそうです。意外なところで意外な人を登場させてくる夢。。。おもしろい!
このテーマ、うっすらと自分では気づいていましたが、こういったメタファー(ゴワゴワのワンピ、ぺらっとしたキャミソール、Aさんなど)で見せられると、うっすらした気づきに膨らみが出て立体的になってきます。まったく夢というものは、何ておちゃめな見せ方をするんでしょうね。