地球環境破壊の意味するもの
地球環境の破壊。気候変動問題。人為と自然がどんな関係になっているかもよく分からない状態で、対応ができずに、深刻さが増すばかりだ。
宇宙に銀河が生まれ、銀河に太陽系が生まれ、太陽系に地球が生まれ、地球に生命が生まれた。
その生命の頂点に立つ人間。
生命の最先端の人間が、生命を生み出した母なる地球を破壊する愚かさ。
温暖化によって永久凍土が解けてメタンを噴出させ、さらに温暖化を加速させ、南極大陸の氷河は溶けて街も農地も水没、食料問題で多くの人が飢餓になり、熱中症が多発して熱帯特有の病原菌が蔓延し、新種のウィルスパンデミックも発生するといったことが現実化するだろう。
コロナパンデミックで500万人の人が亡くなったが、そのレベルを越えて悲惨で残酷な地獄絵を見てしまうだろう。
全世界の人が、国も、人種も、宗教も、イデオロギーも超えて、協力しなければ解決できない問題が起こっている。
全世界の人が協力しなければ解決できない問題が他にも起こり続けている。
核爆弾が大量生産されている。戦争がなくならない。
米中の覇権争い、キリスト教とイスラム教の対立紛争、資本主義と共産主義の対立。
一つになりたいのに、一つになれずに戦ってしまう人間。
自由主義・資本主義・共産主義・全体主義どれをとっても経済格差、身分の格差が無くならず、激しくなるばかり。格差によって経済が死んでいく。
人工知能AIが登場し、人間の雇用が急減する。AIを使う人とAIに使われる人の激しい格差が生まれ、ほとんどの人が無能者階級になり、人間の尊厳が破壊される。
どの問題を取ってみても、部分の何かで解決できる問題ではなく、
人類・人間全体の在り方が問われる問題になっている。
私たちは、何を理解すればよいのだろうか?
人間が、人間を理解していない。
私たち「人間とは、何者なのか?」その理解が圧倒的に不足していると思う。
人間が理解できないから、「私たちは何を知るべきで、何をするべきで、何を望むべきなのか?」が分からないのだ。
人間を理解する教育が必要だった。
私たち「人間が何者なのか?」を理解する教育が必要だった。
「人間は、どこから来て、どこへ行くのか?」を知る教育が必要だった。
「人間とは?」
「人間とは何か」を理解する教育は、世界基軸教育となっていくことだろう。
人間の理解は、人間のスタートに遡ることが必要だ。
宇宙が生まれる前である。
時間が生まれる前、空間が生まれる前、存在が生まれる前に遡る。
そこから、「宇宙がどのように生まれ、人間がどのように生まれて来たのか?」を、
今・ここ、体の自分、脳の自分とどのように結びついているかを理解することだ。
時間が生まれる仕組みを理解すれば、時間を遊べるようになる。
生も死も楽しめるだろう。
脳によるエゴ意識は、「不老不死」を求めた。
それを越え、「不生不滅」の生き方ができるようになるだろう。
「生まれることもなければ、死ぬこともない」ことを知っていれば、
生まれることも、死ぬことも楽しめるに違いない。
ちょうど、人生が映画のようになる。
人類みんなが、美しい映画を共同で創れるようになるだろう。
それが、この地獄絵をひっくり返した先にある人類の未来だ。
11月23日(火)祝日9時〜18時(途中休憩含む)に、「NohJesu nTech マスター1day~26年間開発を続けた悟りのエッセンスを1日で〜」(http://reiwaphilosophy.com/workshop/?page_id=428)が開催されます。
テーマは「人間とは」。
「人間とは何者なのか?」を発見する一日となるでしょう。乞うご期待!