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自分について考える

友人から聞いたHSP(Highly Sensitive Person)の診断をしてみた。あるグループでHSPのオンラインイベントがあるのとことで興味を持ったのだ。
結果は、HSPの気質弱い、つまりHSPの可能性は低いだった。
HSPの特徴は、感度のいいアンテナを持っていて、相手の気持ちを汲み取る能力が高く、深く感動しやすいがそれゆえに疲れやすく、生きずらい。のだそうだ。

共感性と深く感動する心は、実は私のあこがれる能力。つまりHSPの資質が弱いということは、私のこれらの能力が低いということを意味する。
なんと、数字で出てしまった。

一方でADHD(注意欠如・多動症)のテストをしたこともある。ADHDの特徴は、注意力散漫、好きなこと以外に注意が向かない、思いついたことをすぐ行動に移してしまう、空気が読めない、などである。実は、こちらは結構当てはまった。
子どもの頃、忘れ物が多く物をすぐなくした。
整理整頓は苦手。予定管理も苦手。
なぜか時間に遅れてしまう。
ものに執着して捨てられない、だから片づけられない。
また、空気が読めなくて、不用意な発言をすることで、場の雰囲気を壊すことも多かった。

それがADHDによるものかは知らなかったけれど、自分の性質は分かっていたので、予定は手帳に書く、不用意に引き受けない、人が集まる場では、雰囲気が壊れないように注意するようにして対処してきたけれど、それがそういう特性によるものだと分かったら、なんだかホッとした。

ただ、どうしても対処できないのが共感性。人が怒ったり悩んだり悲しんだりしているのを、同じように感じることはできない。他人の感情はその人のものだから、と思ってしまう。
もちろん、頭では分かっているから、受け止めるけれど、一緒に涙したりはできないから、そういう感性も欲しいと思っていた。が、なるほど、その才能はないんだ、と理解できた。

余談だが、私の昔の職場、研究所と呼ばれるところには、ADHDの傾向の強い人がたくさんいた気がする。みんな自分のことしか考えてないから、居心地がよかったことを思い出した。

ぶっちゃけHSPだろうが、ADHDだろうが、そんなこと気にせず暮らせる社会になるといいな。
そのためには、自分らしく見栄もはらず背伸びもせず生きていける人が増えることが大切。だから私はコーチをしているのだと思う。

https://www.google.co.jp/books/edition/%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%A6%E7%A7%81_%E7%89%87%E3%81%A5%E3%81%91%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE/bNJWDwAAQBAJ?hl=ja&gbpv=1&printsec=frontcover
↑これは私のことだ!と思った櫻井公子先生の本

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