「捨てる」という行為の本当の意味こと
「捨てる」ことできますか?
私は、、、苦手です(笑)でも、この話を聴いたら、捨てないとまずい!!!と心底思いました。
「3日で運がよくなるそうじ力」著者の舛田光洋さんのお話です。
舛田さんは、部屋の状態は心の状態にリンクしている、と書籍の中で書かれています。
舛田さんは、もともと清掃会社に勤めていたそうですが、そこで、いろいろな家にそうじに行っていたそうなのです。そこで、面白いことに気が付きました。
一つのマンションのいろいろな部屋にそうじに入るということがあったそうです。そこにはいろいろな人がいました。いわゆる成功者で幸せに暮らしている人の部屋はすっきりときれいに片付いていて、物が少なく、反対に、お金はあっても家庭が荒れていたり、そもそもお金がない人の部屋は、物が多くてごちゃごちゃしていたそうです。
ここから舛田さんが気づいたことは、成功者は「捨てる」ことができるのではないか、ということでした。捨てるというのは、単に物を捨てられるというだけではありません。捨てるものを選ぶ能力があるということであり、過去の自分を捨てられるということでもあるのです。
物を捨てられないひとというのは、何を捨てればよいのか分からなくなってしまっているそうです。「捨てる」の基準は「必要かどうか」。つまり、捨てられない人は自分にとって何が必要か分かっていないということ。いらないものまでため込んでしまえば、ごちゃごちゃになってしまうのは当然ですし、エネルギーも滞ってしまいます。
また、過去の自分が必要としていたけれど、今はいらなくなったもの、例えば趣味の道具や資格試験の問題集など、を捨てられないということは、過去の自分にしがみついている証拠。もし、自分がグレードアップしたいのであれば、過去の自分を捨てなければいけません。
過去の自分や物への執着。それを捨てて、軽やかになると、次元が変わるようにステップアップできまるといいます。
そうじの中でも、まず「捨てる」という行為が大切と舛田さんは著書の中でも書いていますが、それはそういった意味なのでしょう。
また、捨てるという行為ができるようになると、自分に必要な物が分かるので、買うものの質が変わるそうです。いらないものを買わなくなるから経済的。そういえば、100円ショップなどにいって、なんとなく便利そうだから買ったけれどまったく使わず、かといって捨てられない、というものがあることを思い出しました。捨てることができるようになると、それがゴミになることまで見越せるようになるので、いらないものは買わないということができるようになるのでしょう。
「捨てる」という単純な行為ですが、あなどれないと思いました。
舛田さんのオンラインセミナー
https://resast.jp/events/714673