お金で失敗したことは?
朝参加していたclubhouseのルームで「お金で失敗した話」をシェアしていた。
それを聞いて、私は自分が失敗したことを少し苦々しい思いとともに思い出していた。
そして、そこから何を学んだかとか、その失敗をどうやって「失敗ではなかった」と転換させたか、と考えながら話す順番を待っていた。
ところが、自分の番になったら、次男(小2)が乱入。
どうしても話したいといっていたら、優しいモデレーターの方が、次男にも「お金で失敗したことは?」と聞いてくれた。
これに対する次男の答えは「お金で失敗?ないよ。(お金を)使ったことはあるけれど。」
それだけ答えたら、満足したようで去っていった。
これを聞いたモデレーターの方が「これってすごく深いよね。きっと、自分の好きなものしか買ったことがないから、失敗がないんだね。損得考えてとか、見栄とかじゃなく、今欲しいものを買っている。」と解釈してくれた。
次男の最近のブームは「スーパーで好きなものを買う」こと。
そのために、毎日何かしらバイトさせてくれと頼まれる。
金額は、雑巾がけ50円とか、掃除機をかけて30円とか。
それで100円ほど貯めると、スーパーに行って好きなお菓子を買う。
この時、このお金は彼が自分で稼いだものなので、どんなものを買っても、私は口出ししないことにしている。
だから、確かにその時好きなものを買っているし、これを使ってしまったらもうお金が手に入らないかもしれないという心配は、彼にはない。
たった100円であっても、欲しいものを買った次男にとってはそれはHappyMoneyで、欲しくないものを見栄のために買ってしまえば、1万円でもUnhappyMoneyだ。
そういう感覚は大切だと思った。
次男よ、ありがとう。
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