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優秀な人を素直に認められないのはもったいない

大学生の頃、合宿で免許を取りに行った。
その時、東京大学の女の子がいたのだけれど、あまり運転が上手でなかった。
そのことについて「頭いいけど、運転は私の方が上だ」みたいな変な優越感を持っていた、ということを急に思い出した。

自分より優秀な人がいた時、その人の自分より劣っている(と自分が思っている)部分を見つけて、優越感を感じるというようなところがあった。
今でも無意識的にそう思ってしまうことがある。残念だけれど。

勝負ではないのに、いつから自分が勝たなければいけないと思ってしまったのだろうか。勝とうとしたら絶対負ける。
すべてに勝つことはできないから。

それよりも、お互いの優れていることを認め合い、劣っている(あるいは苦手な)ところを補い合えば、その方が心も穏やかだし、生産性も上がるだろうし、何より応援し合える仲間が増えるから、絶対によいに決まっている。

優秀な人がいたら素直に「すごいなー」と思ってしまおう。

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