オカンとオトンの幸せの中心に、僕がいた
サクッと自己紹介
365日がむしゃらに働いて30歳でサイドFIREした男。現在34歳にしては ちょけてます。100人規模のFIREコミュニティ運営中。YouTuberとしてしゃしゃるのが趣味です。誠に僭越ながら実は真面目です。
FIREすると、お金と時間に余裕が生まれるので、家族や周りの人の幸せを真剣に考えるようになります。
むしろ家族や周りの人の幸せを真剣に考えてからが真のFIREライフの始まりとすら感じています。
特に僕は親孝行思考で生きているので、今回はFIREしてから気付いた両親の幸せについて語ろうと思います。
普段のチェケラッチョを100とすると、今回の記事は1チェケラッチョなので大真面目です。
親への負い目
僕はずっと親孝行を大切に生きてきました。
それは、両親に対してどこか負い目を感じていたからかもしれません。
我が家は貧しかったため、習い事は何ひとつせず、大学の費用もアルバイトと奨学金でやりくりしていました。
ただ、大学に通えるだけで僕は満足していたので、金銭面で不満はほぼありませんでした。
一方で、どうしても心の中に拭いきれないモヤモヤがあったのです。
「僕がいなければ、両親はもっと自分にお金を使えたのではないか」と。
毎日生活を切り詰めながら僕を一生懸命に育ててくれた両親の姿を見て、子どもながらに申し訳なく思っていました。
家族旅行も一度きり、しかも近場に行っただけでした。
僕がいなければ、両親はもっと気軽に旅行に行けたかもしれません。
親が年を重ねるたびに、「僕が使い潰したお金があれば、若い頃もっと自由に遊び、幸せに暮らせたのではないか」と思わずにいられません。
子供の頃からちょけておバカなことばかりしていましたが、実は胸の中でそんなことをよく考えていました。
両親は幸せだったし、僕が幸せにしていた
僕が実家に帰ると、よく話題になることが二つあります。
①僕が母のカレーを好きすぎて、動けなくなるまで食べ過ぎた話
②唯一の家族旅行の思い出
です。
「この二つのエピソードはインパクトが強いからなぁ。」
くらいにしか思っていませんでした。
しかし、ある日気づいたのです。
何度も飽きるほど話しているのに、それでもこの話をする時の母と父が、いつもよりとても楽しそうなことに。
その瞬間、僕の中であることがストンと腑に落ちました。
今までは「僕がいなければ両親はもっと自由にお金や時間を使え、幸せだったのではないか?」と考えていましたが、実はそれは全くの逆だったのです。
僕がいたからこそ、両親は幸せだったのだと。
母が作ったカレーを「美味い!美味い!!」と動けなくなるまで食べる息子。
初めての家族旅行で、喜びいっぱいに走り回る息子。
その姿が、今でも母と父の中で輝いているのだと気づきました。
「ああ、そうだったんや。オカンとオトンの幸せの中心に、僕はいたんや。」
僕がいたからこそ両親は幸せだったなんて、なんて図太い考えなんでしょうか。
でも、そうじゃないと説明がつかないくらい、毎回僕のエピソードを嬉しそうに話すんですよ。
親孝行思考で生きている限り、道を踏み外さない
僕は大学生の時に親孝行に目覚めてから、今も変わらず親孝行を続けたいと思っています。
大人になってから何度も一緒に旅行に行くことが出来ているので、子どもの頃の旅行を最後にせずに済みました。
しかし、親孝行とは直接的に両親に何かをすることだけではないです。
両親に胸を張れるような生き方を貫くことも親孝行の一つだと思っています。
例えば、僕が今年始めたYouTubeやブログでは、アフィリエイトリンクをほぼ載せていません。
「自分が本当に良いと思えるものだけを紹介したいから」です。
利益を優先するのは二の次、三の次です。
「この商品を紹介する自分は、両親に誇れるのか?」と問うことで、半端な商品を紹介せずに済みます。
もちろんYouTubeなどの情報発信に限らず、何をするにも「これをやる自分は親に胸を張れるのか?」という親孝行思考で物事を判断しています。
だから僕は、道を踏み外さずにいられるし、自分の判断に自信を持って強く生きていられるのです。
オカンとオトンの幸せの中心には、僕がいる。
そして、僕の生き方の根幹には、オカンとオトンがいるのです。
これが家族というもの。
悩んで悩んで悩み続け、やっと辿り着いた僕の答えです。
失う前に今できることを
FIREを目指している人は、お金をあまり使いたくないし、副業などで忙しいかもしれません。
けれど大切な人に時間とお金を使うことは忘れちゃいけないです。
一方でFIREしている人は、せっかく手に入れた資産と時間の余裕を活かして、「大切な人に何かできることはないか?」と考えてみて下さい。
僕なんかに言われなくても皆さん分かっていると思いますが、それでも人は失ってやっと大切なことに気付く生き物なので、お節介な話をさせてもらいました。
以上。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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