“自分を知る”ことからはじめてみよう。わくわくエンジン®という考え方
はじめまして。認定NPO法人キーパーソン21事務局のかなざわみき(うるちゃん)です。
私はキーパーソン21が伝えようとしている、わくわくエンジン®という考え方を知り、自分のことを改めてよく知ることができました。自分のことをよく知ることで、自分が何をしたいのか何をしているとき幸せを感じるのかが分かり、自分を中心に考えらえるようになってきたなぁと感じます。
そんな考え方が身の回りの日常にもありふれたらいいなぁ、もっともっと広く伝えることで、楽しんで生きていける人がふえたらいいな、と思いキーパーソン21事務局を始めました。
そして、わくわくエンジン®を日常にありふれる状態にするための第一歩として、この『わくわくエンジン®図鑑』を発信していくことにしました。ここでは、日々のモヤモヤ悩んでいたことにわくわくエンジン®を通してどう向き合ってきたか、いろいろ人の物語をご紹介していきます。例えばこんな物語。
ところで、わくわくエンジン®ってなに?
めっちゃ簡潔にいうと、
誰もが持っている、どんな人の中にもある
わくわくして動き出さずにはいられない原動力のようなもの
たとえば、野球にわくわくする子が3人いたとします。それぞれによく理由を聞くと、Aくんは作戦や戦略を立てることがめちゃくちゃ楽しい。Bくんはチームで達成するために自分が役立っていることが楽しい。Cくんは、素振りとか筋トレ、自分の小さな成長を感じるのが面白い、と言います。「わくわくすること=野球(名詞的)」その内面にある理由(動詞的)をわくわくエンジン®と捉えています。それがわかると、自信を持って能動的に進んでいけます。
もう少し分かりやすくするために
キーパーソン21代表 朝山あつこの想い(一部抜粋)をご紹介します。
子どもたちには、自分が進みたいと思える方向を見つけ出し、
自分を活かしていきいきと仕事をして生きていってほしいと願っています。
しかし、自分の進みたい道を決めるのは容易なことではありません。
時に、迷ったり、投げやりになったり、あきらめてしまったり。
ただ、私たち大人が子どもにしてあげなくてはならない大切なことがあります。
それは、誰もがもっているわくわくして動き出さずにいられない原動力のようなもの「わくわくエンジン®」を一人ひとりから見つけだすということ。
とかく、私たち大人は、「何になりたい?」と質問し子どもの未来に”ゴール”を設定したがります。でも、大切なのは、なりたいものがわかることよりも、一歩を踏み出す勇気や自信をもって進むことができるよう、自分の本心に気づくこと。
わくわくエンジン®は、一人一人の心の中にあるものです。
素直に楽しかったり、夢中になったり、大切にしたいと思うもの。
わくわくエンジン®を見つけた子どもは自分自身を信じることができるようになります。それは、他者が「こうあるべき」と言う枠にはめようとする自分ではなく、本当の自分だから。
解放されたように明るい笑顔になって、
のびのびと、主体的に行動していくようになります。
失敗してもへこたれても、くじけてもやり直せる
理屈抜きの絶対的なパワーが生まれてくるのです。
私たち大人は、一人ひとりの子どもからわくわくエンジン®を引き出し、
認めていくということをしなくてはなりません。
大人にこそ必要なわくわくエンジン®
わくわくエンジン®は一人ひとりの中にもうすでにあります。そして『すきなものビンゴ』という誰もが楽しめるように造られたプログラムの中で発見し言語化していきます。子どものためにと思って行っているプログラムが、子どもと関わる大人にこそ必要ではないかと考える方がだんだんと増えていきました。そうなんです!大人がわくわくすることでそれが子どもに伝播していくんですよね〜。また、大人もわくわくエンジン®を見つけることで、主体的に生きていける、楽しんで生きていける人がふえていくと思うんです。そんな大人が溢れている社会ってとっても楽しいと思いませんか?
大人こそ、自分の中にあるわくわくエンジン®を見つけることが大切なんです。
実感として自分ごととして
ここまでお読みくださった方でも、世の中に浸透している概念ではないので、具体的に、自分や自分の周りで必要なこととして腑に落ちた人はいないかもしれません。それを世の中に浸透した、考え方としたいのです。その草の根活動をしているのが キーパーソン21 です。(わくわくエンジン®は)普遍的な必要だと思うから。
このわくわくエンジン®図鑑では、日々のモヤモヤ悩んでいたことにわくわくエンジン®を通してどう向き合ってきたか、いろいろな物語をご紹介していきます。図鑑を読んでいただき、少しでも気になった方やいいなと感じた方は、ぜひ「スキ」や「コメント」をお寄せください。
わくわくエンジン®を実感として、自分ごととしてくださる方が一人でもふえますように。
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