わたしの 3*11
震災から9年。
今年もスマホのアラームが14時46分に鳴る。
そして、あと数分で
今年の3月11日が終わる。
今日という1日を
当たり前の1日のように過ごせたことに感謝。
あの日 当たり前だと思っていたことが
一瞬、数分、数時間、数日と失われていった数々。
不安と恐怖を感じた。
被災地から遠い町に住む私は
あの日のことを容易には語れない
あの日の映像
あの日を語る被災者の方々の言葉
復興に力を注ぐすべてのもの
見たり聞いたり読んだりすればするほど
結局わたしは遠くから見ていただけなんじゃないかと
後ろめたい気持ちになる
だからせめて
3月11日を忘れないようにしようと
スケジュールに記録した、
終わりのない繰り返しの設定で。
阪神・淡路大震災もそう
何もできない自分を慰めてるだけかもしれないけど
戒めも込めて。
…
今日は所属している小学校の卒業式
コロナで休校中だったので久しぶりに会いました
今年の卒業生は
私がこの小学校に赴任して1年生~3年生まで担任させてもらった子どもたち
ある子から帰りに「写真一緒に撮って」とお願いされて横に並ぶと
私より背が大きくなっていて。
なんだかそれだけで涙が出た。
うまくお別れができない子もいたけど
かえってそれがいとおしく思えた。
みんな大きくなって
中学へ進んでいくんだ
今日という日
なんて素晴らしいんだろう
当たり前のように過ぎていく毎日だけど
毎日がスペシャル。
わたしにとっても。
あなたにとっても。
明日も
素晴らしい1日になりますように。
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