表現の自由は?ユーチューブがワクチン誤情報を規制
これは後世に残すべき記録だな。
表現の自由は?ユーチューブがワクチン誤情報を規制
9/30(木) 21:56配信
149
この記事についてツイート
この記事についてシェア
テレビ朝日系(ANN)
All Nippon NewsNetwork(ANN)
ユーチューブが新型コロナワクチンを含むあらゆるワクチンについて誤った情報を発信するコンテンツは削除すると発表しました。
30日、東京都が確認した新規感染者は218人。39日連続で前の週の同じ曜日を下回りましたが…。
東京都・小池知事:「再び増加比が上昇に転じないように、感染防止対策、ワクチン接種を推進して、感染拡大を抑える必要があるとの指摘を頂いている」
小池知事は、来月1日からの緊急事態宣言解除を受け、さらにワクチン接種を進め、気を抜かないよう訴えました。
一方でヨーロッパなどでは、医療従事者へのワクチン接種の義務化や、ワクチンパスポート導入などに反対する声が上がり、大規模なデモが。
また、アメリカでもワクチン接種義務を巡って、反ワクチン派と推進派が衝突することも。
そんななか、ユーチューブはこれまで新型コロナワクチンに関する動画を13万本以上削除してきましたが、29日、新型コロナに限らずワクチン全般について誤った情報を発信するコンテンツを削除すると発表しました。
では、一体どのような内容が削除の対象となるのか。ユーチューブ側は、ワクチンについて「がんや糖尿病、慢性的な病気を引き起こす」「成分表に記載されている以外の成分が含まれている」「遺伝子構造を変える」などと主張するコンテンツが削除の対象になるとしています。
この決定に対し、ジョン・F・ケネディ元大統領の甥で、反ワクチン運動家として知られているロバート・ケネディ・ジュニア氏は…。
ロバート・ケネディ・ジュニア氏のコメント(CNNから):「検閲が民主主義や公衆衛生に有益だった例は歴史上、存在しない」
ツイッターでは「やはり隠したいことがあるとしか思えない」「偽情報の拡散は野放しにできない」「副反応などの正しい情報は残してほしい」。
日本政府の反応は…。
加藤官房長官:「個人が自らの意見を表明する機会は、表現の自由として尊重されるべきではありますが、当該企業が利用者全体の利益、適正かつ持続的な活動のために、一定の制約を利用規約などにおいて設ける場合はあり得るのではないか」