【最終レート2019】パラドックスは往ね!たたきつけろレッドカードミミッキュ!【ポケモンSVシーズン3】
ようお前ら、久しぶりやな。俺や。
どうも、わくたんです。
かつてニコニコ動画においてほおぼくろデデンネ動画で18万PVを叩き出し、ニコニコ公式生放送でホラーゲームを実況し、オリジナルLINEスタンプを好評発売中のハイパーマルチクリエイターがこの私です。
今回は!
なんと!
ピタリ賞が!
なんと!
出ました!!!!!!
ポケモンBW2の末期からレート対戦を初めて早10年。
レート1200台の番人として燻ぶった俺が、自身最高レートを更新したのでここに記念碑がてら構築記事を投稿します。
めっちゃ強いので使ってみて。
レンタルPTもあるので冒頭の画像をご確認をば。
その前に宣伝
ニコニコ動画、Youtube、Twitter、LINEスタンプなどで活躍してるので宜しく!
ちなみにLINEスタンプは毎月ちゃんと購入者がいます!おおきに!
構築詳細
コンセプト
シーズン3から加わった新要素は?
そう、古代or未来から来たパラドックスポケモンが使えるということです。
彼らの特徴は?
そう、ブーストエナジーを持たせると一番高い能力が1段階上がるということです。そうなるとそのまま全抜きされかねません。
ただし、1回発動した後に引っ込むと、二度とブーストエナジーによる能力UPは見込めません。
ということは、ブーストエナジー発動したパラドックスを弾き飛ばすギミック入れたら強いやん!
それってレッドカードやん!
しかもミミッキュに持たせたら、ばけのかわで確実に一発耐えて弾き飛ばせるやん!
そんな天才的な発想から、俺はこの動画を投稿した!
動画見てもらったらわかるけど、これがマジで強い。
想定外の対面操作を強いられた相手のプラン崩壊が目に見える。
上記動画のミミッキュはプロトタイプであり、もっとこの環境に最適なレッドカードミミッキュがあるのではと思い研究を続けた。
並行して考えたのが、ハバタクカミ、テツノツツミ、テツノブジンなど高速高火力ポケモンが増えたことで、前シーズンのようなサイクル戦が難しくなったのではということ。つまり、対面性能が高いポケモンが強いはずという考えで構築を検討した結果、下記のようになった。
個別ポケモン紹介(採用順)
●ハバタクカミ(NNぜんそり)@きあいのタスキ
※まだイラストは描いていません。
技:でんじは/たたりめ/ムーンフォース/マジカルフレイム
特性:こだいかっせい
テラスタイプ:フェアリー
性格:おくびょう
努力値:B4/C252/S252
調整意図:最速で火力最大
最初はたすきフルアタで使っていたのだが、火力が微妙すぎて使いにくく、かといってこだわりメガネを持たせる発想がなかったので、でんじはたたりめによる高火力を押し付けることを思いついた。
もしハバタクカミが倒されても、麻痺が残れば後続で安全に処理できるのが◎。
ただ、チョッキセグレイブ、ジバコイル、サーフゴー、ウルガモス、ミミッキュ、キョジオーンなどしんどいポケモンが多く、選出機会は体感5位ぐらい。
相手のハバタクカミにはこいつを押し付けて積極的に同速勝負をした。
麻痺さえ入れば2手目はこちらが上を取れるので非常に有利。
でんじは外しは期間通して2回程度だったので優秀でした。
ご褒美にぺろぺろしてあげる。
●ガブリアス(NNさいじゃく)@こだわりハチマキ
技:じしん/.げきりん/テラバースト/ねごと
特性:さめはだ
テラスタイプ:ほのお
性格:いじっぱり
努力値:A252/B4/S252
調整意図:火力最大で準速
このPTの圧倒的エース。圧倒的選出率No.1。
こいつに関しては語ることが非常に多いのでご容赦を。
元々は、パラドックス解禁により初手コータスが増えるのではと思い、一撃でコータスを倒せる可能性があるいじっぱりハチマキを採用。ただしこれでも乱数です。さすが俺の相棒。固い。
こいつが特に輝くのは、初手セグレイブとの対面。
このPTはめっちゃセグレイブが刺さってるように見えるので、ほぼ確実に初手から来ます。それを読んでこいつを出し、ノータイムでげきりんをすれば突破できます。
ヤンキープレイと思われがちですが実は全くそんなことはなく、人間の心理的に初手でこおりのつぶてという先制技を撃とうというマインドにはなりにくいんです。初手は変化技かある程度の高火力技を選びがちなんです。
事実、初手ガブリアスセグレイブ対面は20~30回していますが、こおりのつぶてを撃たれたことはありません。
ただし、炎テラスを切るか否かはきちんと考える必要があります。
本来、こおりのつぶてを読まないのであればノーテラスで良いのですが、終盤はきあいのタスキ持ちが非常に多く、耐えられてつららばりで落とされる可能性があるのでその場合は炎テラスを切る。また、げきりんで突破した後に後続のムーンフォースで落とされる可能性があるが、もしガブリアスをこの後も取っておきたいのであれば炎テラスを切ることでムーンフォースを半減するというプレイングが必要。
結果的にテラスタルしてげきりんすることの方が多かったです。
また、相手のPT次第ではテラスタルしたとてげきりんで縛られるのがきついとなる可能性もあるので、テラスタルしてじしんという動きになることもあります。
ガブリアスセグレイブ対面って大味な対面に見えて、めっちゃ奥が深いんですよ。
あと、テツノドクガ対策として必須。
このPTはこいつがおらなテツノドクガを倒されへん。
上手くPTを回して、ハバタクカミでテツノドクガにでんじはを入れ、ガブリアスでしばくという動きも重要。
B特化ヘイラッシャはたべのこし込みでじしん確定3発なので特に問題なし。
ねごとが入っているのはあくび対策ですし、ついでにキノガッサ対策。
ということで、対面操作をしながら何度もガブリアスを降臨させて高火力を押し付けるというプレイングがこのPTの主軸の動きになっていました。
こんな強いポケモン今まで知らなかったんですが、9世代初出ですよね?
●サーフゴー(NNモノゴイー)@たべのこし
技:わるだくみ/じこさいせい/シャドーボール/ゴールドラッシュ
特性:おうごんのからだ
テラスタイプ:ノーマル
性格:ずぶとい
努力値:H244/B252/S12
調整意図:HP奇数でB特化。残りS。
環境にゴーストタイプ多いしあくびも多いしたぶん強いやろ!と思って入れた。
カバルドンはわるだくみの餌です!
キョジオーンもこいつでわるだくみ積まな突破できません。ガブリアスでは実はきついです。
無難な性能なのでこれぐらいしか言うことありません!
●ウインディ(NNあぁ!)@オボンのみ
技:おにび/しんそく/あさのひざし/フレアドライブ
特性:いかく
テラスタイプ:ノーマル
性格:しんちょう
努力値:H252/A132/D124
調整意図:補正無しCぶっぱハバタクカミ(HP131)のシャドーボール2発+
フレアドライブ反動を、オボン込みで高確率耐え。
つまりハバタクカミ対面で勝ちやすくしている。
ドドゲザン、ハッサム、ジバコイルなど鋼タイプがきついのと、フェアリー受けが欲しくて入れた。物理特殊どちらもある程度受けられるのが特徴で、しかもそこそこ速いためカイリューの上からおにびを入れられる可能性があるのも強い。
いかくを入れることで相手を流せるので、交代先におにび入れ、こちらが安全にハバタクカミやガブリアスを降臨させる動きが多かった。
自分が使い慣れたからか、最終日はめっちゃ選出機会が多く、ヘイラッシャさえもこいつを合わせに行った。
???「伝説って?」
●ロトム水(NN Win8.1)@フォーカスレンズ
技:おにび/でんじは/イカサマ/ボルトチェンジ
特性:ふゆう
テラスタイプ:はがね
性格:ずぶとい
努力値:H252/B252/S4
調整意図:B特化。残りS。
前述のとおりガブリアスでセグレイブを突破しているが、そうせざるを得ない状況ってPT的に欠陥だと正直思っているので、別の処理ルートを用意したのがこいつ。
最初は「イカサマ/ボルトチェンジ」は「かみなり/ハイドロポンプ」で、とにかくフォーカスレンズを活用する技構成にしていたのだが、さすがにずぶといだと火力がなさすぎた。
その後、「たたりめ/ボルトチェンジ」で長く使っていたのだが、チョッキセグレイブ相手だとたたりめも全然入らないので、最終的にイカサマに落ち着いた。
基本的にロトム水セグレイブ対面でセグレイブが地面や電気テラスを切ることはないので(電気は3回ほど切られたが)、でんじはが安全に入る。
そしてきょけんとつげきのデメリットを活かしてイカサマの大ダメージを上から入れ、ロトムが倒された後は麻痺っているセグレイブに対してサーフゴーあたりで安全に処理していく。
もしどうしてもセグレイブが重すぎる選出をしている場合は、鋼テラスを切ってきょけんとつげきを耐えながらイカサマ2回で処理する動きが必要。
ヘイラッシャは出されやすいので、こいつがよく活躍する。
みがわりするやつやめてくれ~。
●ミミッキュ(NNぴかです)@レッドカード
技:のろい/みちづれ/ナイトヘッド/トリックルーム
特性:ばけのかわ
テラスタイプ:あく
性格:わんぱく
努力値:H244/B164/D100
調整意図:いじっぱりいのちのたまミミッキュのシャドークローが、皮剥が
れた状態で確定耐え。
あくテラスを切ったとき、C4振りクエスパトラのめいそう1積み
テラバーストかくとうが、皮剥がれた状態で高確率耐え。
お待たせしました、本PTのメインディッシュです!
色々な技構成、努力値振りで使い続けて分かったことが、ブーストエナジーを持っているパラドックスが環境から徐々に減ってきているということでした。
せっかく天才的な型を思いついたのに…。
とはいえ少なからず一定数いるのと、実はフワライドのちいさくなるバトン、クエスパトラのかそくバトン、ビルドアップコノヨザル、ちょうのまいウルガモスが終盤数を増やしてきていることに目をつけ、こいつらを弾き飛ばすために活用するのが一番活躍するのではと考えました。
まずはそのためののろい。
フワライドやクエスパトラをのろいで処理するならレッドカードじゃなくて良いのではと思う方もいると思いますが、相手の後続(つまりエース)を見ることができるのと、そいつにのろいが入ることで、ミミッキュが倒れた後もこちらの後続で処理しやすくなることがメリット。
あと、単純にレッドカードで相手のプランを崩壊させること自体が楽しい。
そして安定する打点としてナイトヘッドを採用。
確実に50ダメージ入るので、のろいと合わせて耐久ポケモンもゴリゴリ削ることができる。
残り2枠は好みだと思いますが、レッドカードって毎回思い通りに行くわけではないんですよ。
弾きたくないポケモンにミミッキュを出さざるを得ず、望まない交代をさせてしまって不利になることもあります。
大体そういうときって、交代先が積みポケモンという状況なんです。
特にウルガモスがきつくて、実はこのPTは物理受けウルガモスの突破手段がガブリアスのごり押ししかない。
でもミミッキュ対面でちょうのまいを積まれてガブリアスより速くなってしまうということも起こりうる。
そんなときにトリックルーム。切り返すことで形成逆転をすることができます。
また、みちづれはトリル下で発動することで意表をつけますし、仮にみちづれを透かされても、のろいダメージは入り続けるという凶悪仕様。
以上の考えで、どのPTに入れても強いと言い切れる技4枠を確定させました。
でももう1点気になりますよね。
あくテラスって何?
これは、クエスパトラのエスパー技を透かすことが目的です。
クエスパトラって中盤に出てきてかそくバトンすることもあれば、こいつ自体がエースでラス1で来ることもあります。
でもラス1で来られた場合、レッドカードで弾くことができません。
そんなとき、あくテラスミミッキュを使うと処理確率が上がります。
もちろんテラバーストかくとうが飛んでくることにもなりますが、自分の残りポケモン状況踏まえて適切に動けば何とかなります。
強すぎてもはやこいつ自身がレッドカードやわ(?)
尺余りのコーナー
今回は大満足のシーズンでした。
シーズン2の構築記事でも宣言した通り、最終3桁残れました。
やればできる。
実はこれ以外にも使っていたPTがあり、そっちも勝率がかなり良かったです。
関西シングルfestaでも使用し、ベスト8まで進みました。
ところで、前述の通り俺の相棒はコータスなんですよ。
そろそろ、本気出しますかね。