（人間研究）間違えたらダメという呪い

最近、友人から聞いて
意味が分からなかった
一番怖かった話です。

趣味の習い事に通ってるその女性は
その習い事をみんなで集って成果をお披露目する
イベントがあり
当日は朝から会場入りでそこから
一日通しての長丁場ということもあり
各自食事は持参ということになってたそうです。
友人は体力勝負だし体に合うものが食べたいから
という理由でいつもより早起きしてありあわせのもので
お弁当を作って持っていったそうですが

数十人いる仲間たちは
他、全員コンビニで示し合わせたかのように
買ってきてて

それは各自自由なので良いけど
逆にものすごく「浮いてしまって」
こちらはただ弁当を食べてるだけなのに

え？！朝から作ってきたの？
私は子供の世話あるし無理～！
写真撮ったら？
などなど、普段は話したことのない人からも
いろいろ言われてびっくりしたとのこと。

この話の肝は
コンビニ食がどうの、とか
手作りがえらいとか
そういうことじゃないし
たぶんXとかで公開で何気なくつぶやいて
何かの気まぐれで少しでも目に留まる数が増えたら

「この暑さで衛生面とか気になるし弁当のほうがヤバくね」
なんて匿名の関係ないショウモないコメントが入ったりする
このご時世・・・。（想像だけど居そうだよね）
そしたら更に頼んでない人が擁護するかのように
「コンビニ弁当の添加物のほうがヤバい」とか言ってきて
自分の鬱憤を他人を利用して晴らそうってする人が湧いてくる。

そう（思った）としても、何も考えないで、
その刹那に思ったことを
ただそのまま書くって憂さ晴らしとしか思えません。

そう思ったら
自分はそうすればいいし、そうしなければいい、
ただそれだけのこと。

それが
人の考えてることで
揺さぶられるような
（危機感）と（自己否定された）と
感じるからこそ

意思を感じる人に
難癖付けたくなるのかもしれない。

さっきの友人に聞いた話も
たぶんそういうことと同じ。

ただの（と言ったら失礼かもだけど）
真剣にやってはいるけど大人の習い事の場で
規則がある訳でもなく「昼食は各自持参」ということだけなのに

一人、早起きしてお弁当を持って行っただけで
波風立つような（暗黙のルール）があるって
恐怖でしかないです。

だいぶ端折って書いてるから
あんまり伝わらないかもしれないけど

私もお弁当作ってくればよかった！
おいしそうだね～
という話しなのかと思って途中まで聞いてたら
現場に居た友人はそういう雰囲気ではなく

たぶん、そう思ってる人が居たとしても
〇〇さんもコンビニで買っていくって言ってたし
みんなきっとそうだから・・・ということで
自分の選択を決めている人がほとんどだよ。
と・・・。

それって、子供の頃にあった
少しでも「自分の家と違う」
お弁当を持っていったら、揶揄われて、
蓋でかくして食べる・・・みたいな昭和みたいなこと？？

とにかく聞いたとき
意味がわからなくて何度も聞き返しちゃいました。

いや、わかるよ、集団になると、空気を読んで行動することは
強制じゃなくても、だいたいの日本人は自然にやってしまうことも。
わたしだって、そうですから。

だから（人から聞いた）
たかが弁当タイムのことで
何がそこまで怖いの？？って思われるかもですが、

それは自分がしたいと思って
習い事にお金を払って
一生懸命に練習して・・・
という
したいことをする！という
意思を持つ人でも

自分のために
食べたいと思ったものを選べない

なんとなく周囲の雰囲気に流される人が多い
ということに驚きました。

どっちの気持ちもわかるよ、
どっちが良いとか悪いじゃないよ・・・

って昔の自分だったら言ってたと思う。

でも今はそう言えない。

だって、そういう選択の中でもう生死に関わってくるから。

そのときの自分の感覚て決めて動ける人と

空気に流される人・・・。

どっちのほうが危ないかって言ったら
絶対的に後者です。

「自分軸で生きる」ってだいぶ前からスピ界隈でも
キャッチーに言われてたけど

その軸が他人の「軸」を借りているものなのか？
自分でぶつかりながら経験で育ててきた「軸」なのか？

アルバートはお試しはないって
いうスタンスだけど

人間界にとってはこれからそれが
リアルな形でどんどん試されていくと思う。

なんでも自分のしたいことをすればいい、
って話でもなくて

自分だったらどうするか？
ってことを常に模索していきたい。

「空気を読む」ってほんと呪いに近い・・・。

空気自体も現代は濁ってるから
そもそもそれを読んじゃってるから
変なことになっていくんだろうね。

間違えてることも
間違えてないとしないとダメだから

正義を振りかざす防衛本能過剰になってる
人ほど、間違えてることを認められない。

どんどん人も世の中も脆くなっていく・・・。

大変な時代に私たち、生きてます。