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2019年4月の記事一覧
與那覇潤×宇野常寛 ベストセラーで読む平成史――『ウェブ進化論』と『電車男』(PLANETSアーカイブス)
今朝のPLANETSアーカイブスは、「文學界」に掲載された與那覇潤さんと宇野常寛との対談をお届けします。インターネットが普及し、様々な新しい文化が花開いたゼロ年代。そんな時代状況をそれぞれのかたちで映し出し、ベストセラーとなった2冊の本から、日本のウェブ空間と「近代的個人」の問題を読み解きます。(初出:『文學界』2014年10月号)
※この記事は2014年10月9日に配信された記事の再配信です。
與那覇潤×宇野常寛 解釈改憲と『戦後』の終わり (ベストセラーで読む平成史 テーマ:『美しい国へ』と『日本改造計画』)(PLANETSアーカイブス)
今朝のPLANETSアーカイブスは、「文學界」に掲載された與那覇潤さんと宇野常寛の対談をお届けします。政治家が筆を執りベストセラーとなった『美しい国へ』(安倍晋三)と『日本改造計画』(小沢一郎)の2冊の本から、1990-2010年代の政治状況の変遷を読み解きます。(初出:『文學界』2014年9月号)
※この記事は2014年9月11日に配信された記事の再配信です。
宇野 僕は1978年、與那覇さん
密度を活かしてアートを〈自然〉に高めたい | 猪子寿之
チームラボ代表・猪子寿之さんの連載〈人類を前に進めたい〉。今回は上海の燃油タンク跡地をリノベーションした美術館・TANK Shanghaiでオープニングを飾るチームラボの展覧会がテーマです。工業地帯からIT都市へと生まれ変わりつつある地区に、なぜ今、現代アートが集結しているのか。議論は都市とアートの関係から、密度や混ざり具合の違いが人間の認識や行動に与える影響にまで広がっていきます。
【お知らせ
ITビジネスの原理をファッションに転用「インターネット時代のワークウェア」発明に挑む ALL YOURS・木村昌史 | 長谷川リョー
編集者・ライターの僕・長谷川リョーが(ある情報を持っている)専門家ではなく深く思考をしている人々に話を伺っていくシリーズ『考えるを考える』。今回は、「LIFE SPEC」をコンセプトに、日常で感じるストレスを無くすプロダクトを開発するファッションブランド「ALL YOURS」代表取締役の木村昌史氏にお話を伺います。大手アパレルブランドでの勤務を経て同ブランドを立ち上げた木村氏は、「かっこよさ」「見
もっとみる人はなぜ「じゃんけん」で決めてしまうのか? 〜AI時代の意思決定のヒント〜 | 渡邊恵太・消極性研究会 SIGSHY
消極性研究会(SIGSHY)による連載『消極性デザインが社会を変える。まずは、あなたの生活を変える。』。今回は渡邊恵太さんによる寄稿です。私たちの身近な意思決定の手段のひとつである「じゃんけん」。簡易かつ合理的な方法ですが、参加人数が増えると必ずしも効率的ではありません。じゃんけんに象徴される「どうでもいい意思決定」を効率化する、新しいテクノロジーを提案します。
消極性デザインが社会を変える。ま
叙述的共同注意のネットワーク | 井上明人
ゲーム研究者の井上明人さんが、〈遊び〉の原理の追求から〈ゲーム〉という概念の本質を問う「中心をもたない、現象としてのゲームについて」。ネット上に存在している他者との親密な関係の生成を促すシステム。ゲームは同様の媒介性を備えながら、同時に他者との衝突を本質とする面も持ち合わせています。容易には接合しえない諸要素からなるゲームの本質、その概念的な整理を試みます。
中心をもたない、現象としてのゲームに
断交後のそれぞれの国〜牛乳とパトリオットミサイル〜 | 鷹鳥屋明
鷹鳥屋明さんの連載『中東で一番有名な日本人』。前半は断交後のカタール国内の様子です。現在、中東5カ国との交流を断っているカタールですが、トルコなどの支援と自国産業の育成により、物資は充分に供給されている様子です。後半は中東の武器見本市「IDEX」と最新の武器輸出状況から、中東諸国の軍事的パワーバランスを読み解きます。
鷹鳥屋明『中東で一番有名な日本人』
第18回 断交後のそれぞれの国〜牛乳とパト
第三章 ビーダマン(1)スナイパーが殺し屋にならなかった理由 | 池田明季哉
デザイナーの池田明季哉さんによる連載『"kakkoii"の誕生ーー世紀末ボーイズトイ列伝』。今回は1993年にタカラ社より発売された「ビーダマン」を取り上げます。ボンバーマンのデザインをベースに、〈銃器〉を暗喩するような機能的進化を遂げた同玩具は、コミックス版において、ある種の倫理性を提示するに至ります。
“kakkoii”の誕生──世紀末ボーイズトイ列伝
第三章 ビーダマン(1)スナイパーが
【インタビュー】奥野克巳 デジタルネイチャー時代の人類学 ──マルチスピーシーズが導く「制作論的転回」とは(後編)
今日のメルマガは、人類学者・奥野克巳さんへのインタビュー後編をお届けします。 現代社会に広く浸透している「多文化主義」。奥野さんは、現代はそこからのオルタナティヴとして、ヒューマンとノンヒューマンとの関係を探る「多自然主義」が台頭してきていると指摘します。落合陽一さんの提唱する「マタギドライヴ」と、文筆家・上妻世海さんの提唱する「制作論的転回」を、人類学の視点から解説します。(聞き手:宇野常寛・中
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