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2019年3月の記事一覧
パブリックとプライベートの“中間”にある欲望 | 前田裕二
SHOWROOMを率いる前田裕二さんの連載「仮想ライブ文化創造試論 ―“n”中心の体験設計―」。第3回では、GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)にはないアジア的発想から生まれたSHOWROOMを、パブリックとプライベートの中間に位置するメディアであるとし、その具体的戦略として「半匿名性」と「半UGC」を挙げながら、アジア的プラットフォームの先にある新しい文化の可能性
もっとみる與那覇潤 平成史ーーぼくらの昨日の世界 第3回 知られざるクーデター:1993-94(後編)
今朝のメルマガは、昨日に続いての連続配信、與那覇潤さんによる「平成史ーーぼくらの昨日の世界」の第3回(後編)をお届けします。1993年の政変の内部で行われていた「父殺し」。その中心となったのは、左翼運動からの転向経験を持たない世代の学者たちでした。そして同時期、「女(少女)」という論点から旧守派を批判する、2人の若手社会学者が登場します。(この記事の前編はこちら)
転向者たちの平成 ほんらいの細
與那覇潤 平成史ーーぼくらの昨日の世界 第3回 知られざるクーデター:1993-94(前編)
今朝のメルマガは、2日連続配信で與那覇潤さんによる「平成史ーーぼくらの昨日の世界」の第3回をお届けします。1993年、自民党一党支配の55年体制が終焉し、細川護煕首相による連立内閣が発足します。しかし、日本型多元主義に基づく「穏健な多党制」を志した改革は、いつしか小沢一郎とそのブレーンである若手学者たちによる『日本改造計画』、小選挙区制による「集権的な二大政党制」へとすり替わっていきます。
フェ
ショッピングモール&テーマパークの発想でつくる東京五輪「選手村計画」――デザイナー・浅子佳英が考える”職住近接”の都市生活の未来(PLANETSアーカイブス)
今朝のPLANETSアーカイブスは、デザイナーの浅子佳英さんによる都市論です。2020年の東京オリンピックの中心となる東京湾岸部はいかに再開発されるべきか。ショッピングモールとテーマパークの発想を持ち込んだ、新しい都市空間の構想を伺いました。(聞き手:宇野常寛/構成:真辺昂+PLANETS編集部)
※この記事は2014年10月7日に配信した記事の再配信です
タワーマンションが立ち並ぶ今の東京湾岸
「YUZU」は中東にどれだけ響くのか? | 鷹鳥屋明
鷹鳥屋明さんの連載『中東で一番有名な日本人』。以前も取り上げた中東最大の食の見本市・ガルフードですが、今年は日本食の中でも「お茶」や「柚子」が特にプッシュされ、香りにうるさい中東の人々も興味津々だった模様。後半は、断交中のカタールとUAEが準決勝で激突したAFCアジアカップのスタジアムの様子を報告します。
鷹鳥屋明『中東で一番有名な日本人』
第17回「YUZU」は中東にどれだけ響くのか?
食の見
鷹鳥屋明「中東で一番有名な日本人」第1回 中東で一番有名な日本人?(PLANETSアーカイブス)
今朝のPLANETSアーカイブスは、「中東で一番有名な日本人」とも言われる鷹鳥屋明さんの連載の第1回です。サウジアラビアのサルマン国王に関する報道でテレビ出演をしていた鷹鳥屋さんは、日本での偏った報道について憤りを感じていました。中東やアラブに造詣の深い鷹鳥屋さんの視点から、中東のイメージと現実のギャップについて語っていただきました。
※この記事は2017年5月16日に配信した記事の再配信です。
「世界への解像度を高めたい」データサイエンティスト・風間正弘に聞く“最適化とセレンディピティの共存” | 長谷川リョー
編集者・ライターの僕・長谷川リョーが(ある情報を持っている)専門家ではなく深く思考をしている人々に話を伺っていくシリーズ『考えるを考える』。今回は、リクルートホールディングス(2018年4月より、Indeedに出向中)でエンジニア/データサイエンティストを務める、風間正弘氏にお話を伺います。社外プロジェクトとして、予防医学者・石川善樹氏と共に、レシピのビッグデータをAIで解析して食材同士のつながり
もっとみる宮藤官九郎 『いだてん~東京オリムピック噺~』とフィクションの最前線 | 成馬零一
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。今回は番外編として、現在放送中のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』を取り上げます。宮藤官九郎作品の総決算的な意味を持つ本作が、大河ドラマの鬼門である「明治以降」をどのように描こうとしているのか、スポーツや落語を通じて、政治性抜きの「男の子の物語」を復権させようと
もっとみる宇野常寛 「ガンダムAGE」はなぜ失敗したのか――"遊び"への信頼を見失ったレベルファイブ日野(PLANETSアーカイブス)
今朝のPLANETSアーカイブスは、宇野常寛による『ガンダムAGE』論です。ヒットメーカー日野晃博をストーリー原案に据えた本作は、なぜ失敗に終わったのか。架空年代記を通して成長/老いを描こうとする試みが空転した経緯を、『イナズマイレブン』シリーズなどを参照しながら読み解きます。(初出:「ダ・ヴィンチ」2013年7月号)
※この記事は2013年12月20日に配信した記事の再配信です
▲『機動戦士
旅人の喫茶と、都市に見る〈幻〉 | 丸若裕俊
工芸品や茶のプロデュースを通して、日本の伝統的な文化や技術を現代にアップデートする取り組みをしている丸若裕俊さんの連載『ボーダレス&タイムレスーー日本的なものたちの手触りについて』。今回のテーマは「ジャーニー」。茶を「伝える」というテーマのもと、新しいプロジェクトにアップデートされようとしているGEN GEN ANについて。さらに、コーヒーと茶が交差する地点から見えるフォースウェーブの可能性につい
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