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2019年2月の記事一覧
第二章 ミニ四駆(5)「マグナムに叫ぶようにアレクサを呼ぶ」 | 池田明季哉
デザイナーの池田明季哉さんによる連載『"kakkoii"の誕生ーー世紀末ボーイズトイ列伝』。自動運転車は、なぜ「カッコいいもの」として社会に受け入れられないのか。マシンを手動で操作したい欲望と、AIによる自動運転技術。未来の自動車が抱える矛盾と、それを乗り越える想像力を、ミニ四駆に宿る物語性から考えます。
“kakkoii”の誕生──世紀末ボーイズトイ列伝
第二章 ミニ四駆(5)「マグナムに叫
與那覇潤 平成史ーーぼくらの昨日の世界 第2回 奇妙な政治化:1991-92
今朝のメルマガは、與那覇潤さんの「平成史」お届けします。第2回では、1991年に始まった『批評空間』と『ゴーマニズム宣言』から、平成初期の言論状況ーー〈子供〉であり続けることと、〈父〉を擬制することが、奇妙に共存する日本のポストモダンについて。さらに、同時期に進行していたアカデミズムの制度的変化がもたらした影響について考えます。
「運動」し始める子供たち 平成3~4年にあたる1991~92年に、
【インタビュー】坂本崇博「〈仕組み〉に乗っかり〈仕方〉を変える」後編(PLANETSアーカイブス)
今朝のPLANETSアーカイブスは、コクヨの社員として「働き方改革」をコンサルティングしている坂本崇博さんのインタビューの後編です。日本の企業の「働き方」を変えるためのさまざまな試みや、45歳での「社会的な死」と、その先にある第二の人生。さらに、実践的な「働き方改革」の方法、今あるリソースをフル活用する発想について伺いました。(構成:鈴木靖子)
※この記事の前編はこちら。
別の世界への想像力が自
護身術的SHYHACK | 簗瀬洋平・消極性研究会 SIGSHY
消極性研究会(SIGSHY)による連載『消極性デザインが社会を変える。まずは、あなたの生活を変える。』。今回は簗瀬洋平さんの寄稿です。ECシンポジウムで毎年恒例となっているオーガナイズドゲームでの昨年のチャレンジ。そして、講演依頼で発生する気を遣うやりとりを軽減する「講演依頼フォーム」のアイディアについて語っていただきました。
消極性デザインが社会を変える。まずは、あなたの生活を変える。
第9回
【インタビュー】坂本崇博「〈仕組み〉に乗っかり〈仕方〉を変える」前編(PLANETSアーカイブス)
今朝のPLANETSアーカイブスは、老舗の文具・オフィス家具メーカー・コクヨの社員として、企業や自治体・学校などに「働き方改革」をコンサルティングしている坂本崇博さんのインタビューです。なぜ、一企業の社員が「働き方改革」に取り組むことになったのか。前編では、入社2年目にして新たな営業手法にチャレンジし、自身の残業時間を削減しながら営業成績もアップさせたという、坂本さんの「自分の働き方改革」について
もっとみる堤幸彦(9) 『SPEC』(後編) 超能力から〈病い〉へ | 成馬零一
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。9回に及んだ堤幸彦論は今回がラストです。「超能力(スペック)を使う犯罪者」という設定を取り入れながら、当初は『ケイゾク』の作風を反復していた『SPEC』ですが、主人公がスペックに覚醒したことで、物語は新しい展開を迎えます。
テレビドラマクロニクル(1995→2010)
堤幸彦
社会の骨格としてのマルチエージェント(前編) | 三宅陽一郎
ゲームAIの開発者である三宅陽一郎さんが、日本的想像力に基づいた新しい人工知能のあり方を論じる『オートマトン・フィロソフィア――人工知能が「生命」になるとき』。今回は、ある役割を与えられた人工知能・エージェントの振る舞いについて考えていきます。自律的かつ複数で協働するマルチエージェントは、やがて人間と似た「社会」を構築し、「文化」に似た情報の集積を行うようになります。
オートマトン・フィロソフィ
中川大地 「ゲーム」からみた「伊藤計劃以後」〜コンピュータゲームのあゆみはフィクションの想像力をいかに変えたか〜(PLANETSアーカイブス)
今朝のPLANETSアーカイブスは中川大地さんによる伊藤計劃論です。『虐殺器官』『ハーモニー』『屍者の帝国』といった伊藤計劃の作品の現代性とは何だったのか――『現代ゲーム全史』の中川大地さんが、「純文学」「SF」「ゲーム」の3つのジャンルをキーワードに考察します。(初出:S-Fマガジン 2011年 07月号(早川書房)※一部改稿)
フィクション表現の変化の震源だった「ゲーム」 周知のように、19
日本の書籍はどこへいったのか?世界3番目のブックフェアにて(後編) | 鷹鳥屋明
鷹鳥屋明さんの連載『中東で一番有名な日本人』。前編に引き続き、中東最大の本の見本市「シャルジャ・ブックフェア」のレポートです。子供向けの絵本や知育玩具では、イスラム文化圏らしくムハンマドやコーランを題材にしたグッズが充実。「忍者」や「和食」など、日本文化を紹介するワークショップは、現地の人々に大人気だったようです。
鷹鳥屋明『中東で一番有名な日本人』
第16回 日本の書籍はどこへいったのか?世界