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2017年9月の記事一覧
なぜサウジアラビア人にレジ打ちをさせるのは難しいのか | 鷹鳥屋明
鷹鳥屋明さんの連載『中東で一番有名な日本人』。今回のテーマは仕事です。あまり働かないイメージがあるというサウジアラビア人の若者たち。その背景には、石油産出国ならではの事情がありました。サウジアラビア人はレジ打ちにも一苦労? 期待の星、皇太子殿下の指揮下で進む国家戦略とは? 鷹鳥屋さんが現地のレポートを交えてお伝えします。
鷹鳥屋明『中東で一番有名な日本人』
第4回 なぜサウジアラビア人にレジ打ち
更科修一郎 90年代サブカルチャー青春記~子供の国のロビンソン・クルーソー 第12回(最終回)「子供の国で青春が終わった後に」【第4水曜配信】
〈元〉批評家の更科修一郎さんの連載『90年代サブカルチャー青春記~子供の国のロビンソン・クルーソー』、今回で最終回となります。神楽坂から文京区の印刷博物館へ向かった更科さん。神田川沿いを歩きながら、90年代というサブカルチャー青春時代の終わりに思いを馳せます。
第12回(最終回)「子供の国で青春が終わった後に」 神楽坂を登り切り、東西線の神楽坂駅前まで来た。今回はJR飯田橋駅から歩いてきたが、『
オープンワールドと汎用人工知能(1) | 三宅陽一郎
ゲームAIの開発者である三宅陽一郎さんが、日本的想像力に基づいた新しい人工知能のあり方を論じる『オートマトン・フィロソフィア――人工知能が「生命」になるとき』。東洋的な思想を通じて「存在としての人工知能」について論じた前回を踏まえて、今回はビッグデータやアルファ碁を例に取りながら、高度化していく人工知能の現状と未来について考察します。
オートマトン・フィロソフィア――人工知能が「生命」になるとき
戦後史としてのロボットアニメと〈移体性〉――フランス人オタクと日本アニメ熱狂の謎に迫る 『水曜日のアニメが待ち遠しい』 著者 トリスタン・ブルネ インタビュー 前編(PLANETSアーカイブス)
今回のPLANETSアーカイブスは、日本史の研究者であり翻訳家でもあるトリスタン・ブルネさんのインタビューの再配信です。フランスにおける日本のサブカルチャー受容の過程をまとめた著書『水曜日のアニメが待ち遠しい』を下敷きに、オタク文化、特にロボットアニメのグローバルな視点から見た本質について語り合います。 (2015年12月4日に配信した記事の再配信です)
なぜ日本のアニメはフランスで受容されたの
宇野常寛『汎イメージ論 中間のものたちと秩序なきピースのゆくえ』第一回 中間のものについて(5)【金曜日配信】
本誌編集長・宇野常寛による連載『汎イメージ論 中間のものたちと秩序なきピースのゆくえ』。東日本大震災の爪痕生々しい石巻で行われた〈Ingress〉のイベントを通じてジョン・ハンケとGoogleの思想を論じた前回に引き続き、世界を席巻した〈ポケモンGO〉を通じて世界と個人、公と私を接続する想像力がどのように更新されたのかを見ていきます。(初出:『小説トリッパー』2017夏号)
同じように遠くウク
【特別対談】岸本千佳×宇野常寛 京都の街から〈住み方〉を考える――人と建物の新しい関係(後編)
人と建物の関係を結び直す“建物のプロデュース業”=不動産プランナーとして京都を拠点に活動する岸本千佳さん。 かつて京都に住み、現在も京都へ通う宇野常寛とともに、東京と京都、地方における「住むこと」への意識の課題、そして多様なグラデーションの町・京都の可能性について語り尽くす、これからの「住」を考える対談です。(構成:友光だんご)
※本記事の前編はこちら
■京都は町が拡大している
▲京都駅
宇
福嶋亮大『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』第四章 風景と怪獣 1 虚構的ドキュメンタリーの系譜(2)【毎月配信】
文芸批評家・福嶋亮大さんが、様々なジャンルを横断しながら日本特有の映像文化〈特撮〉を捉え直す『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』。円谷が「モダニズム的な飛行機」を愛しながら「反モダニズム的な怪獣」を共存させた流れを追いながら、その後継者としての宮崎駿についての議論を通じて、戦後日本の美学を「怪獣の時代」として総括します。
円谷英二と「崇高」な国策映画 ところで、本多が「記録」にこだわったの
宇野常寛『汎イメージ論 中間のものたちと秩序なきピースのゆくえ』第一回 中間のものについて(4)【金曜日配信】
本誌編集長・宇野常寛による連載『汎イメージ論 中間のものたちと秩序なきピースのゆくえ』。Ingressとジョン・ハンケのメッセージを通じて、もはや文字列の検索に留まらず、実現実とそこに存在するあらゆる事物を検索するに至ったGoogleの思想を解説します。 (初出:『小説トリッパー』2017夏号)
5 ジョン・ハンケと「大きなゲーム」 こうした変化の象徴として、米Googleのことを考えてみよう。
古川健介さん『TOKYO INTERNET』 第7〜9回 マガジン販売開始のお知らせ
Daily PLANETSの人気連載、けんすうこと古川健介さんの『TOKYO INTERNET』がお得なマガジンになりました!
ときにガラパゴスと呼ばれる日本のインターネット進化史を〈東京〉という都市の文化から読み解く本連載。
最新3回(2017年9月現在)の第7〜9回を1つのマガジンとして、540円で販売します。
普段のDaily PLANETSの1記事分の料金で3つの記事が読めちゃいます。
我々はどこまでいい加減なプレイヤーたりうるか?―DQ11における「死」について | 井上明人
ゲーム研究者の井上明人さんが、〈遊び〉の原理の追求から〈ゲーム〉という概念の本質を問う「中心をもたない、現象としてのゲームについて」。「キノコで巨大化」「人の家のタンスを開ける」など、「メカニクス」と「表象」がしばしば乖離するゲームの世界。今回は番外編として、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の話題を中心に、「いい加減なプレイヤー」をめぐる問について考えます。
井上明人『中心をもたな
【新連載】長谷川リョー『考えるを考える』 第1回 思想家・山口揚平に聞く、「意識をコントロールし、情報を有機化する方法」
今回より始まる新連載『考えるを考える』。あえて、テーマは設けず、僕、長谷川リョーが今一番会いたい人に話を伺っていきます。「会いたい」の基準は一つ。ただ情報を持っているだけではなく、思考をしている人です。第一回目にご登場いただくのは、貨幣論・情報化社会論を専門とする思想家であり、事業家の山口揚平さん。今回取材をさせていただいた僕とは東京大学大学院の同級生でした。
トランプが大統領に当選したとき、改め
京都精華大学〈サブカルチャー論〉講義録 第10回 戦後ロボットアニメの「終わり」のはじまり(PLANETSアーカイブス)
今回の再配信は「京都精華大学〈サブカルチャー〉論」をお届けします。
富野由悠季『逆襲のシャア』で明らかにされた、ロボットアニメにおける〈成熟の不可能性〉というテーマは、80年代末の『機動警察パトレイバー』によるポリティカル・フィクション的なアプローチを経た後、1995年の『新世紀エヴァンゲリオン』によって再浮上します(この原稿は、京都精華大学 ポピュラーカルチャー学部 2016年5月13日の講義を