![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66896103/rectangle_large_type_2_4d4002575b2b4bf949f41791cf3ad44b.jpg?width=1200)
何もしないという選択
休みの日は何してますか?
「何もしません。」
と答えていたのはヨシダナギさんという女性写真家だ。
え?なんで?と僕は思った。
僕は休みの日は、やりたいことがありすぎて、時間が足りないからだ。
ナギさんは、朝起きてソファに座って、気が付いていた夕方だった。
そういう時間を過ごした日は、「よし!」って思うそうだ。
何もしないで、ぼーっとしている時間が幸せということ。
「何もしない幸せ」か。。。
なるほど、、、。盲点だった。
あるアフリカ民族は、家族と動物が死ぬこと以外は幸せに感じる。
何かやることで満足する、
何かを手に入れることで満足する、
のではなく、何もないことで幸せを感じる。
今ここにいるだけで幸せを感じる。
目からうころだ。
僕はその日の予定を白紙にして、何もしないことを選択し
その時間、幸せだけを感じることを実践してみた。
結論。幸せを味わうことができた。
何かしなきゃいけないモードが抜けきれず違和感だらけ。
ただ、1時間が経つ頃、ぼーっとすることができ
ゆったりとした時間を味わっている自分に
「なんて贅沢な時間、幸せだな~」心から込み上げてきた。
リゾート地に行っているわけでもないし
温泉でゆっくりしているわけでもない。
幸せになるのに、モノもお金も特定の空間も必要ない。
今、幸せを味わえばいい。
実践してみて、わかった。
時間とお米は似てる。
テレビやスマホを見ながら、食事していないか。
あまり噛まずに飲み込んでいないか。
お米だけをゆっくり味わう。
お米を口に入れてゆっくり噛み続ける。
どうしてだろう。めちゃくちゃおいしくて幸せを感じる。
「ゆっくり味わう」という幸せがそこにある。