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何もしないという選択

休みの日は何してますか?
「何もしません。」
と答えていたのはヨシダナギさんという女性写真家だ。

え?なんで?と僕は思った。
僕は休みの日は、やりたいことがありすぎて、時間が足りないからだ。

ナギさんは、朝起きてソファに座って、気が付いていた夕方だった。
そういう時間を過ごした日は、「よし!」って思うそうだ。
何もしないで、ぼーっとしている時間が幸せということ。

「何もしない幸せ」か。。。
なるほど、、、。盲点だった。
あるアフリカ民族は、家族と動物が死ぬこと以外は幸せに感じる。

何かやることで満足する、
何かを手に入れることで満足する、
のではなく、何もないことで幸せを感じる。
今ここにいるだけで幸せを感じる。

目からうころだ。
僕はその日の予定を白紙にして、何もしないことを選択し
その時間、幸せだけを感じることを実践してみた。

結論。幸せを味わうことができた。

何かしなきゃいけないモードが抜けきれず違和感だらけ。
ただ、1時間が経つ頃、ぼーっとすることができ
ゆったりとした時間を味わっている自分に
「なんて贅沢な時間、幸せだな~」心から込み上げてきた。

リゾート地に行っているわけでもないし
温泉でゆっくりしているわけでもない。

幸せになるのに、モノもお金も特定の空間も必要ない。
今、幸せを味わえばいい。
実践してみて、わかった。

時間とお米は似てる。
テレビやスマホを見ながら、食事していないか。
あまり噛まずに飲み込んでいないか。

お米だけをゆっくり味わう。
お米を口に入れてゆっくり噛み続ける。
どうしてだろう。めちゃくちゃおいしくて幸せを感じる。

「ゆっくり味わう」という幸せがそこにある。


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