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汐澤先生を偲ぶ演奏会
時々送られてくる、東京佼成ウインドオーケストラのWebメール。気になる曲目があって都合が良い時はコンサートホールに足を運んでいる。
先月の案内で目に留まったのが、
「特別演奏会~初代常任指揮者汐澤安彦を迎えて~」
汐澤先生は、吹奏楽をやっているものであれば誰もが知っている(最近の若者はわからないかも?)レジェンド。新潟県の直江津出身でもあって勝手ながら親しみもあり、リスペクトしていたので、懐かしくなって早速チケットを申し込んだ。
2週間ほど経った時、届いたのが、
汐澤先生ご逝去の報。。。
ビックリです。お目にかかるのを楽しみにしていたのに・・・合掌😔。
急遽、「特別演奏会 ~汐澤安彦氏を偲んで~」と相成りました。
さて、当日。会場は、東京オペラシティ コンサートホール(タケミツメモリアル)。
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ホワイエには、
汐澤先生を偲ぶコーナーが。
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座席は、3階席L。
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オペラシティの3階席は初めてであったが、想像以上にステージが見えない💦 ぎりぎり低音パート側の半分しか見えない(;゚ロ゚)
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身を乗り出しても、指揮者がなんとか見えるくらい。
(演奏中も時々前かがみでみていたら、後部席のお客様より苦情が・・・
(スミマセンデシタ)
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肝心の演奏の方ですが、汐澤先生に縁のある東京吹奏楽団とともに、先生の門下生であった指揮者の方々が登場。
[第1部]東京吹奏楽団
①主よ、人の望みの喜びよ(指揮:松井慶太)
②序曲「バラの謝肉祭」(指揮:船橋洋介)
③吹奏楽のための民話(指揮:和田一樹)
④エルザの大聖堂への行列(佐々木新平)
[第2部]東京佼成ウインドオーケストラ
⑤狂詩曲「スペイン」(指揮:時任康文)
⑥バンドのための「ゴジラ」ファンタジー(和田薫)
[第3部]合同演奏
⑦交響詩「ローマの松」(指揮:大井剛史)
どれも学生時代に演奏したことのある曲目ばかりで、懐かしく、
思いがふけまくり。パイプオルガンも演奏に加わって厚みのある演奏を堪能。
どの曲も素晴らしい演奏であったが、
アンコールラストの、
在りし日の汐澤先生の映像指揮による「アルヴァマー序曲」が圧巻でした!
汐澤先生も、ホールのどこかで微笑んでいたことでしょう。
心の暖まる演奏会でした。。。
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