見出し画像

3日で受かるFP3級勉強法

「FP3級を受ける!」と決意しても、試験日直前までなかなか身が入らず気付けば3日前。FP2級を受けるためにまずは合格しないといけないが試験日まであとわずか。しかし、勉強法さえ間違えなければ、3日間の勉強で合格することができます。そこで今回は、私が3日間の勉強でFP3級に合格した方法をご紹介します。

____________________

01 なぜ勉強するのか

まずは勉強する「目的」や合格したい「理由」を思い出しましょう。

FPの資格を使った仕事がしたい、「お金」についての基礎知識として知っておく、就職で役に立つ、就職先で必要になった

など様々だと思いますが、大抵の人は上記のいずれかに当てはまると思います。目的や理由を明確にして、まずは試験勉強をするモチベーションにしましょう。これが準備段階です。

____________________

02 1日に必要な勉強時間

基本的には、FP3級に合格するために必要な勉強時間は80~150時間と言われています。しかし、これは「FP3級に余裕を持って合格できるくらいの知識を、長期的な記憶として身につけるために必要な時間」だと私は思います。今回の目的は「合格すること」です。3日で十分。

ただし、1日8~10時間は勉強時間として取れるようにしてください。つまり、24~30時間は最低でも必要だということです。

時間が確保できたら、あとは勉強するだけ。

____________________

03 「なる早」で1周

まず、FP3級のテキストは概ね6つの章から構成されており、それぞれライフプランニング、資金計画/リスクマネジメント/金融資産運用/タックスプランニング/不動産/相続、事業承継

となっています。

まずはその勉強法ですが、テキストは持っているものを使用しましょう。まだ買っていないけど3日で受かりたい(猛者)という方は、私が使っていたテキストをおすすめします。⏬

■教科書

■問題集(上の教科書買った人は絶対買った方がいい)

勉強法は、

「教科書の内容を読んだ後に問題集を解いて復習する」ことを章内のセクションごとに行うというものです。そして、各章が終わるごとに章ごとの実技試験対策問題を解いてみます。(これはなければ飛ばしてOK)

例)タックスプランニング:[01 所得税の基本]が終わったらそれに対応する問題解く⏩間違った問題のとなりに❌をつける⏩間違ったところを重点的に復習する(ノート写しは時間の無駄なので×)⏩終わったら[02 各所得の計算]へ

1週目は各章ごとに大体2~3時間はかかるとみて良いでしょう。概算すると、「なる早」の基準として、最低でも18時間以内には1周目を終わらせなければいけません。(やってみるとわかりますが、18時間は遅い方です。)

それでは、次は残りの6時間以上に何をするべきか。ひたすら反復です。

____________________

04 範囲を絞って復習

復習、反復といっても、1周目で約18時間かかるんです。そんなに全部を何周もできるわけがありません。そこで、「範囲を絞って復習する」ということをやってみましょう。その範囲というのは、「覚える数字が多い表、計算式」などです。

例えば、所得税の計算。

所得税はなんと10種類にも分けられて計算されます。細かい計算は2級以降にはなりますが、3級でも覚えなければいけない数字はたくさんあります。

これらをひたすらにテキストや問題集を使って復習しましょう。語呂合わせやイメージを持たせて覚えるのもありかもしれません。

そして、余裕があったら、その他数字を覚えるところや問題集で❌がついたところを重点的に復習してください。

____________________

05 徹夜上等

正直なところ、ここまで復習しても、不安が残ると思います。3日しか勉強しないからです。もしくは、一生懸命やったけど、目標のところまで覚えられていない気がするという人もいると思います。そんな人は、徹夜することも1つの手だと思います。(筆者も実際徹夜しました…)

あまりして欲しくないのが本音ですが、前日から本番にかけての1日程度であれば、気合いで乗り越えられます。自分の身体と相談して決めてください。

もし教科書と問題集だけでは不安だというのであれば、アプリを使った復習などもお勧めします。

先ほど紹介した教科書であれば、要点をまとめたPDFがダウンロードできるので、それを使った復習もありだと思います。(筆者はアプリもPDFも使いまくりました。)

____________________

06 最後に

今回は「3日で受かるFP3級勉強法」を紹介しました。これらの方法で勉強すれば、短期間でも合格することは可能です。しかし、おそらくこの勉強法で身につけた知識はすぐに脳から出ていくでしょう。そうならないためにも、試験後も定期的に勉強することを忘れないようにしましょう。


いいなと思ったら応援しよう!