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バラエティか勝負か? 三期生プレゼンツ、下剋上バトル!

明日にはもう後半戦が放送されるが、前半戦が割と議論が巻き起こった回だった事もあって、久々にひなあいの感想記事を書いてみる。

議論は主に「イントロクイズの結末」に関して。
3本先取で3期が3-0で勝ったのに、5本先取に変更&場所入れ替えを行った結果、最終的には1, 2期が勝った、と言う流れだ。

自分は割と「バラエティ的に見て違和感」があったのだけど、割と「勝負としてみると確かに引っかかるけど、バラエティ的に全然あり」という意見が多かったような気がする。
せっかくなのでバラエティ的に引っ掛かったところを書いてみようと思う。

一番気になるポイントは「バラエティに行き来ってないように見えてしまった」ということだ。
勝敗がついた後に負けた側が頼み込んで延長してもらう、いわゆる「泣きの1回」はバラエティではよくある流れだ。今回の件もそれと同じジャンルと考えることができるだろう。
ただ「泣きの1回」のように、もともとのルールを変えて負けた側(負けてる側)にもチャンスを与える場合、負けた側が「やらせていただく」ものがほとんどだ。
以前1期vs2期をがな推しでやった時も「勝ったら1兆ポイント」というルール変更を入れたが、2期は頭を下げてお願いする、という流れだった。
「頭を下げる」なんて些細な事だけど、ちゃんと「下手に回ってお願いする」という姿勢は説得力という点で重要だ。この時は後輩が先輩に頼むという形だったので、それでも十分足りたとも言える。

今回も一応若林のフリで「ちゃんとお願いして」というやりとりはあったが、もともとのルールを2つ(回数と場所)も変えてもらうんであればもっとちゃんとお願いすべきだったし、なんなら「こっち一度勝ってるんで、どうしてもっていうならモノマネくらいやってもらってもいいですか?」って3期が要求してもいいくらいの事だと思う。
逆にそれを言い返せない後輩相手に先輩があの剣幕でやってしまうのは…バラエティはお互いが組み合わないと成立しないと思うのだ。経験の浅い3期がたった4人で18人の先輩を前にしてガッツリ組みあえたか?というとそれはなかなか難しかっただろうし、例えば春日が3期生側について言い返す、みたいな援護射撃が欲しかったかもしれない。
途中でまりぃが場所の再入れ替えを申し出るが、あれはだいぶ頑張ったと思う。実際はもっと主張していい場面だったが、まぁそこまでの流れと立場的にあれが精一杯だったのだろう。
(SRで話してた感じ、もう少し言ってたのかもしれないが)

いやー、でも今思えばやっぱみくにんあたりには「いや、ウチら勝ったんで」くらいのスタンスでやって欲しかったなぁ。それが出来るようになるチャンスだったなぁと思う。
そして3期側がそういうスタンス取れないなら、なんとかそうなるように促すとか、先輩側が自発的にもっと下手に回るとか、そもそも組み合わないとか、何かしらやって欲しかった気もする。
例えとして適切じゃないかもしれないけど、ジャニーズの先輩グループがジャニーズJrの子に負けて泣きの1回やるとしたらこうなるか?と考えるとやっぱならないと思うし。

一方でこのひなあいを「外番組に向けたカタログ」と考えると、「クレーマーキャラ」とか「先輩の圧が強いグループ」みたいなものを前面に押し出すのであれば、今回の流れでも全然OKだと思う。
ただそれを望んでるんだっけ…?というとそうではないのかな、という気はする。

まぁこんなことをあれこれ考えても、ナダルの立ちション一発に全部持っていかれた回だったんですけどね。
さて、後半戦はいったいどうなるのか、3期の巻き返しに期待したい。

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