【1週間日記：14週目】トラブル続出！経験値爆上がり旅〜パリ後編・携帯スられる巻〜
お久しぶりです！倭子です！
実は、半年間のドイツ留学を終え、2月末に無事帰国していました！現在は、日本で就職活動を行っています。
留学は終わってしまいましたが、まだブログがまだまだ終わっていない😅＆書き溜めていた文章まだまだあるので、引き続き、留学生活の様子や学んだ事を更新していきたいと思います！
今回は前回に引き続き、トラブル続きの冬休み旅行の第1カ国目パリでの出来事についてお話します。
トラブル②：ほんまにあるんや…携帯盗難事件
はい、そうです。
タイトルを見たらわかるように、友人の携帯が掏られるという大事件が発生しました…
事件が起こったのは、パリ滞在3日目のお昼。
その日は、朝からルーブル美術館へ行き、その後も周辺の美術館を回る予定でした。ルーブル美術館を足早に観たあと、イタリア人の友人が買いたい物があるということで、美術館内のお土産ショップと館外のショッピングモールの二手に分かれることにしました。先にお土産ショップで買い物を終えた私たちは、ルーブル美術館の大きな門のオブジェの前で友人を待つことに…しかし、友人が現れる気配は無く、携帯に連絡をしても反応がありませんでした。それでも、きっと集合場所が分からず時間がかかっているんだろうと呑気に待っていたのですが…
やっと現れた友人は何故か号泣し、パニック状態。
何が何だか分からない状態でした。話を聞いてみると、「ルーブル美術館の前でカバンのチャックを閉めるために携帯をポケットに一瞬入れたら、次の瞬間には無かった」と言うのです。初めての出来事に頭が真っ白になったと同時に、ほんまに掏られるんや…と驚きました。
しかし、驚いている暇はありません。私たちは、携帯を絶対に取り戻さなければなりません。なぜなら、今回の旅行で使用する全ての電車チケットが携帯に入っていたのです。しかも、次の日の朝にはパリを出発し、イタリアに向かわなければならず、タイムリミットが迫る中、携帯探しが始まりました。
とりあえず、携帯が無くなったと思われる場所へ向かい、周りを捜索することにしました。ですが、もちろん携帯はありません。次に、アプリを使って携帯の場所の特定を試みました。幸いにも、友人の携帯には他人の携帯から居場所を特定できる機能が付いていました。しかし、肝心な友人の携帯の充電が切れていて探すことはできず…次は、機械がダメなら人に聞こうと言うことで、美術館スタッフに訪ねるも「館内の事ならまだしも、館外で起こった事は対処できない」と言われてしまいました。次は、何か情報を得られるかもしれないと言う希望を抱いて、友人の使っているイタリアの携帯会社に電話。しかし、友人はパニックで会話することが困難な状態、かつ、なかなか自動音声から抜け出すことができず断念。様々な方法で携帯を探し出そうとしましたが、ことごとく失敗に終わりました。
そうしている間に時間は過ぎ、携帯を見つけ出すことは不可能だと判断した私たちは、警察署に向かい被害届を提出することにしました。というのも、被害届を出していれば、掏られたという証明になり、携帯が手元に戻ってくる可能性があるそうです。そのため、泣いている友人を連れて、近くの警察署へ。幸いにも、英語が通じたため、英語で事情聴取を受け、被害届を提出しました。しかし、携帯のシリアルナンバーが無いと携帯は手元に戻って来ないと言われ、もちろんそんなナンバーは覚えていない私たちは近くの携帯会社へ。携帯会社のスタッフに英語で質問するも「その携帯を買った店舗かレシートが無いと特定はできない」と、そら、そうやわ、という回答をもらい、結局、シリアルナンバーを特定することはできませんでした。
そこで、私たちは作戦を変更！
携帯に入っている情報が悪用されないように対応することと、Googleアカウントから電車チケットを取り戻すことにしました。
携帯に入っている個人情報や口座情報などは、私たちだけでは対処できないため、友人に携帯が掏られたことを家族に伝えることを勧め、連絡をし、彼女の両親に対応してもらうことにしました。その結果、口座を止める必要はないとのことだったので、とりあえず、銀行に行き、今後必要なお金を下しました。次に行ったのは、友人のGoogleアカウントの特定です。これが、大変やった…😭Googleアカウントを覚えていれば、直ぐに解決できるのですが、Googleアカウントをなかなか思い出すことができず、何回試してもアカウントに入ることができませんでした。彼女の両親にもアカウントの特定を手伝ってもらったのですが、うまくいかず…そうこうしている間に、夜になってしまったため、電車チケットを取り戻すことはできないと判断し、急遽イタリア行きのバスを3人分買い、バスでイタリアに向かうことにしました。その後は、明日の移動に向け様々な準備をし、明日も朝早いため就寝。波乱の1日を終えました。
翌日、無事にバスに乗り、イタリアに向かいました。バスの中でも、彼女の両親と連絡をし、結果、「新しい携帯を買ったから、イタリアの実家に戻ってきなさい」という話になり、その友人は、次の日に実家に帰り新しい携帯をゲットすることで、この事件は解決に向かいました👏
イタリアでの休息
イタリアに着いた私たちは、予定通り「レッコ」というイタリア北部の町に住む別のイタリア人の友人の家へ向かいました。家では、友人と友人家族が快く迎え入れてくれて、携帯の事件の事もあり疲れていた私はとても癒され、ホットしました。
その日の夕食は、本場イタリアのピザ！！地元の美味しいピザを沢山デリバリーしてもらったのですが、ピザの種類がめっちゃ多い！選ぶのが大変でした（笑）そしてやっぱり、本場のピザは美味しさが違いました😊ちなみに、イタリアではピザ屋さんが多いそうで、どれもとても美味しいため、ピザハットなどの世界的なピザチェーンの店舗はほとんどなく、あってもみんな食べることは無いそうです。イタリア人に言わせれば、あれはピザではないとのこと。個人的にはピザチェーンのピザも好きなんですけどねえ～（笑）
今回の出来事を振り返って
そんなこんなで、無事に？携帯盗難事件を乗り越えました。
今回の事件で一番大変だったことは、友人とのコミュニケーションです。携帯を失くしてしまったのがイタリア人の友人だったこともあり、会話は全て英語です。そのため、お互いが完全に理解できていない部分があったり、それぞれの意見が違うためこちら側の意見をしっかりと主張する必要がありました。また、友人がパニックで泣いていたため、慰めたり、気遣う言葉をかけたりと、今まで経験したことのない状況下でのコミュニケーション、かつ、英語でのやり取りだったため、コミュニケーション能力と英語力のどちらも成長しとのでは？と感じています！
事件発生当初は、もっと美術館見たかったのに…と残念な気持ちもありましたが、今振り返ってみると、携帯を失くした時の対応であったり、友人とのコミュニケーションだったり、この経験を通して、得たものの方が大きいと感じています。もう一度同じ目に会うのはちょっと嫌ですが（笑）、一生記憶に残る、ユニークなパリ旅行ができたことを嬉しく思っています！
次回は、「トラブル続出！経験値爆上がり旅〜イタリア編～」です！
まだトラブルは続きますよ～😊お楽しみに～！！