Tesla, Neuralink の方の話から垣間見えたイーロン・マスク像(主観)
こんにちは、最近、コロナウイルスの影響で低下しているSF→日本のフライトの値段をチェックすることが趣味の、wakki です。
このシリコンバレーという地に来て7カ月くらい経ち、日本では出来ないような様々な事を経験してきたのですが、そん中でもシリコンバレーでの滞在期間中にこれ出来たらマジでヤバイ!!と思っていた事が、
「尊敬するイーロンマスクに会う事」でした
もちろん、イーロンマスクに会う事は出来てないですが、イーロンマスクがやっているTesla, Neuralink の方とお話しさせていただく機会があり、
その話から垣間見えたイーロンマスク像について自分の今までのイメージが少し変わったので、その話について今回書き綴ろうと思います
イーロンマスクの前までの僕のイメージ
僕がイーロンマスクを尊敬する理由として、
常にプロダクトについて考えている
というところがあります
イーロンマスクはめちゃんこ忙しいと言われていますが、
この動画から分かるように、80%の時間をEngineering やdesign などのプロダクトについて考え、ビジネスに関する時間は20%しか使っていないという事に衝撃を受け、このプロダクト第一主義に共感を覚えました
イーロンマスクの後のイメージ
お会いさせていただいた方は、
・Tesla で自動車部門のソフトウェア開発をされている方
・Neuralink でBCIのbiologist でトップをやっていた方
と、大変イーロンマスクに近い所で働いていらっしゃる方で、
イーロンマスク限らず技術的なところまで、様々な1次情報をお聞きすることができました
実際に、話を聞いて感じたイーロンマスクのイメージは、
・やっぱりプロダクトについて常に考えている
・そのプロダクトに必要な知識量がえぐい
・無駄のない人選にこだわる
と、少し噂に聞いていた事そのものでした
1. やっぱりプロダクトについて常に考えている
Teslaの車のUXが良すぎるという所も彼がプロダクトについて考えまくっている所の一つの結果だと思うのですが、
どの技術を用いて、どのデバイスを用いてどういう風にプロダクトを作り上げていくか、という所まで全てのプロダクトデザインをしているらしく、プロダクトにかける気持ちとがスタートアップ並みだなと感じました
また、創業者でありつつ、現場で最前線で活躍することは、本当にかっこいいなと思いました、、
2. そのプロダクトに必要な知識量がえぐい
Neuralink のbiologist の方が言っていた言葉で、
「自分はPhDをとってbiology やneuroscience を学んできたけど、そういった細かい技術的なところまでイーロンマスクは議論できる」。
数年かけて学んで得れるような、プロダクトの専門的な技術に関する知識量が本当にすごいんだな、と聞いてて思いました
Neuralinkだけでなく、 Tesla, Space X, Starlink, Hyperloop, OpenAI など立ち上げた/関わっている事業全て、ハードウェア含む専門的な知識が必要となるものの、それら全て知識があるのは、ドラゴンボールの精神と時の部屋を使っているレベルとしか信じられないくらい、恐ろしいなと感じました。。(笑)
3. 無駄のない人選にこだわる
以前から「従業員は、イーロンマスクに出会って自分がやっている事をちゃんと言えなかったら、クビになる」という噂を聞いていたのですが、その噂は本当らしく、良いプロダクトは良い人材から生まれるという事を徹底しているんだなと思いました(あまり一緒に働きたいと思いませんが、、笑)
また、Neuralink ではどんな人が働いているのかを聞いてみると、biologist は4%しかいなく、その他はほとんどエンジニアらしく、
脳からとってきたデータを解析するデータサイエンティストは、以前ウォールストリートで株価の分析を行っていたスペシャリストなどを引き込んでいるようで、かなり人にこだわっているのだなという印象をもらいました
おわり
P.S.
直接イーロンマスクに会ったわけでも仕事したわけでもなく、ただそこで働いてらっしゃる方にお話しを聞いてて感じた事なので、この情報の信頼度は総じて高いものではありませんが、
プロダクト主義の姿勢は本当に尊敬でき、自分が目指したいなと思う所でした