会話から生まれる作品 羽織紐
ちょっとした一言
先日のチャリティイベントの数か月前。
趣旨、内容等打ち合わせのために主催の美容室へ行った時のこと。
その美容室は着物の着付けもしており、
オーナーさんが着物大好きな方で、
イベントには着物仲間がいらっしゃるそう。
そのオーナーさんが
「つまみで羽織紐作ったら?欲しい人いると思うよ。」と。
作ったことがなかったんですが、
まず作ってみようとなりました。
試作を重ね、パーツも悩みぬいて
完成したのがこちら!
小花が3つのかわいい感じとなりました。
こだわり
厚み ➡ 体の正面、胸のあたりからおへその位置につけるため、厚みをなるべく薄くしました。机の前に座った際、厚みがあるとじゃまになるかもと思いました。
固さ ➡ 素材は公表しませんが、実はこのお花は少し固く加工しています。着物生地の風合いを残す程度の固さですが、モノに接触する可能性が高いためです。
羽織をクリップで挟む際、お花が正面に向くようにしました。
もちろん、長さや大きさも使い勝手をイメージしながら
決めていきました。
金具の選定に意外に悩みましたね~
会話から使い方のアイデアが生まれた
意外にも色々使えるかも!と。
洋服の羽織もの、ストールなど首に巻くもの、かばんの飾りなど!
着物に関しては、帯飾りにも使えそうです。
このアイデアは、チャリティイベントでの会話で生まれたものです。
有難い、、、
これがあるからイベントは楽しいですね。
私一人では見つけられないコト、モノがあふれています。
だからこそ、
何気ない会話にも耳を傾けていることが大切だと、実感しました。
やっぱり和でも洋でもなく、、、
着物のアイテムである羽織紐を制作しましたが、
結局いろんな場面の使い方ができるんだと思います。
型にはまらず、いろんな使い方ができる作品を作っていきたいです。
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