[KNPD#6]事業者へのヒアリングをしつつ外部団体から逆ヒアリングも受け、まちづくり会社への興味関心の高さを感じた
訓子府町(北海道)でのまちづくり会社設立までの様子を綴ったnote
前回までのお話はこちら
商業関係事業者へのヒアリング
先月はマラソン大会が中心でしたので事業者ヒアリングが出来ませんでしたが今回は再びがっつり2日間ヒアリングをしました。今回は商業関係へのヒアリングとなり、農業とは違う視点でのお話が聞くことが出来ました。町を構成する多様な属性の方々からお話を聞かせていただくことは何度やっても重要だと思いますし、常に新しい発見がありますね。今回も町にないものが新たにキーワードとして出てきたのに加えて、やはり訓子府町って町を好きな方が多い町だというお話も出てきました。
増えていく逆ヒアリング
まちづくり会社設立のために多様な方にヒアリングをさせていただいてますが、一方でそのまちづくり会社への興味関心から町外の事業者・団体などからもお話を聞きたいという問い合わせをいただいています。外部の方へお伝えできる情報はほぼ無い状態ではありますが、まちづくり会社設立への進捗や狙いなどをお話させていただくのは、こちら側にとっても足りてない要素が浮き彫りになったり情報整理にもつながるのでありがたいですね。また話を聞きに来るだけではなく、当然ですがまちづくり会社に関して連携が何かできればというお話にもなりますので、多方面・多業態とのつながりが出来るはずなのでより厚みがある事業が組んでいけるとは思います。
上半期の整理と下半期の動き方とスケジュール感の整理
5月から毎月訪問をしていく中で、数多くの「伸びしろ」を発見し、そのどれをまちづくり会社で伸ばしていくのかを整理しました。それを基に町長らと打合せを行い現時点での可能性や方向性について議論しズレや調整なども行いました。どんな町なのか、どんなことが出来そうかドキドキしながら入った半年前から一転して山のようにある伸びしろをどう伸ばしていくかという議論に変わっていっているのはとても楽しいですね。もちろん、ここから事業計画に落とし込んでいく必要があるのでそこはまた違うドキドキとプレッシャーがありますが、町の方や外の協力者らと手を取り合い進めていきます。すでに下半期ではありますが11月からは引き続きまだまだヒアリングを行い情報収集をするのとこれから冬になることでまた違う情報が出てくると思うのでそうした四季の移り変わりで見れる情報なども大事に集めながら次へ進んでいきます。
伸びしろの1つ、新品種のじゃがいも
訓子府町には道総研北見農業試験場という施設があります。今は小麦の新品種開発が多いようですが、ここで新たに誕生したのが男爵イモの後継品種。種芋の産地でもある訓子府町でこの新品種が広がることで全国にもこのじゃがいもを生産する方がこれから増えていくと思います。気になったので生産されている農家さんに少し分けていただき、ある商品開発に向いているかどうかを実験していきたいと思います。
今後の予定や今の動き
私のメインの依頼であるまちづくり会社への道のりはもちろんまだまだ遠くありますが、ヒアリングや視察と同時に小さなアクションをこうして動かすことで見えていない部分をどんどん可視化してよりよい会社の方向性を考えて進めていっているところです。
巻き込まれたいメンバー募集中
1.チームメンバー(地域おこし協力隊員)募集中
共にまちづくり会社の設立をしてくれるメンバーを、地域おこし協力隊として募集しています。訓子府町に移住して、情報収集や分析、事業立案などを一緒にしていき、目標の1つが会社の設立になります。起業や地方ビジネスに興味がある方にはとっても楽しい活動になると思います。
2.「熱府師」募集中
熱府師を募集開始し、ある程度集まったところで交流イベントや取材などをしていくことができればと思います。
https://knpd.hp.peraichi.com/neppushi
3.まちづくりの意見を出せるLINEオープンチャット
こちらも前回の講演会で取り入れたLINEオープンチャットを開設。どなたでも自由に町づくりに対しての想いやアイデアを書いてもらえます。
オープンチャット「訓子府町伸びしろ募集チャット」
https://line.me/ti/g2/VYG06lQjHUXUBO77uqpF9RrYeLr1r_6oytfEew?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default