No.164【議会運営委員会島外視察初日(糸島市議会)】
11月島外視察第二弾‼️
今週は、議会運営委員会の視察です。
対馬市議会基本条例で、議会報告会を開催することになっていますが、コロナ禍で近年未開催となっていました。議会報告会を開催しても、市民の参加が少ないので、比較的参加者が多い福岡県糸島市議会及び大分県中津市議会を視察して、来年度から開催する議会報告会に活かして参りたいと存じます。
こんな報告会なら行ってみようかな🤔⁉️自分がいた自治体の議会ではこんな報告会を開催してたよ😉
といったご意見ご感想等がございましたらました、お寄せくださいませ🙇
《糸島市及び糸島議会の概要》
糸島市は、佐賀県唐津市と接し、玄界灘に突き出た糸島半島に位置する人口約10万人を有します。近年は福岡市のベッドタウンとして発展しています。
議会中継はケーブルテレビではなく、本会議はインターネットライブ中継、予算特別委員会及び決算特別委員会はは録画放送しています。
対馬市も、予算及び決算特別委員会の録画中継は検討に値すると思います。
《議会報告会参加者拡充の工夫》
糸島市議会では、対面式報告会ではどうしても対立構造になるため、ワールド・カフェ形式に変更して、市民と議員が建設的話し合いをなさったようです。
(👇糸島市議会だより参照)
毎月17日開催の『対馬市SDGsカフェ』のように、会場参加とリモート参加のハイブリッド開催も検討してみたら面白いかと思います。島外にお住まいの対馬出身者や対馬ファンの方にも門戸を開き、多様なご意見を頂戴することも良いかもしれません。
《議案について質問通告制》
対馬市議会では会派代表質問及び一般質問においては通告制を採用していますが、各種議案についての質問は本会議で説明の後自由に行えます。
糸島市議会では、定例市議会初日は議案説明に止め、本会議終了後1時間以内に質問する議案と質問概要を理事者に通告するとのことです。
初日終了後『考案日』という2〜3日間休会を設けて、議案の詳細説明を理事者から聴取し、通告した質問が理事者側と噛み合った質疑応答となるよう詰めるそうです。
意図的かどうかわかりませんが、質問の内容と噛み合わない答弁がなされることもあるので対馬市議会で採用しても良いかもしれません。また、議員も事前に更に調査研究して本会議に臨むようになるかもしれません。
《一般質問の追跡》
先月受講した議員セミナーで大変興味深かったとご紹介しました、一般質問をその場だけで終わらせず、成果につなげる工夫を事前に質問していました。
(p.8 Ⅴ政策案・政策提言機能の強化)
糸島市議会では、『糸島市議会だより』で追跡記事を掲載したりしているそうです。
この取組みも対馬市議会でも検討してみる価値があると思います。
《議案説明及び一般質問の可視化推進》
糸島市では現在議場を含めた市役所本庁舎の新築が進められています。そこで、議場にモニターを設置して、議案や一般質問時にグラフや写真をモニターに映し出して可視化し、よりわかりやすい議会へ改革する予定はないか質問しました。
議事録を残すに当たって支障が生じるのではないかとの懸念があると回答がありました。その懸念は確かにあるとは思えますが、時代の変化に合わせて、議事録は文書で残すという概念に捕らわれるのではなく、映像で残す等の工夫(法改正が必要⁉️)をして、議場内着席者はもちろん市民の理解が少しでも進む取組みを検討する必要があるかもしれません。
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