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No.274【対馬市における高レベル放射性廃棄物最終処分場誘致問題に関するここ数日の報道あれこれ】


【片手落ち報道、憶測報道は許せない!!】
下のリンク記事から抜粋👇
原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)の最終処分場を巡り、長崎県対馬市議会は12日の定例会本会議で、選定の第1段階となる文献調査の受け入れについて採決する。受け入れを求める請願を採択する公算が大きい。

《片手落ち報道》
8月16日の請願審査特別特別委員会採決の対象を誤って報道したが、12日の定例会本会議で『文献調査の受け入れについて採決する』と今回の記事も誤って報道している。
採決の対象は⑴文献調査受入れに対する是非、のみではなく、⑵最終処分場誘致自体も視野に入れた是非、をも問う採決であったことは明らかである。このことについては、読売新聞本社に直接抗議をしたにも関わらず、それを全く無視する片手落ち報道に憤りは禁じ得ない。

《憶測報道》
また、12日の定例会本会議では『受け入れを求める請願を採択する公算が大きい。』『市議会で調査の受け入れが採択された後、比田勝尚喜市長(68)が最終判断する。』と報道しているが、一体何を根拠に判断したのであろうか?少なくとも「定例市議会で採決がなされた後」といった表現をすべきではないだろうか?
このような報道は、誘致反対派の気勢を削ぎかねない偏向報道とも捉えられて仕方が無いのではなかろうか?



【やっと取り上げてくださいました🥰】
最終処分場誘致に伴う文献調査の受け入れの是非だけでなく、最終処分場誘致自体をも視野に入れた是非を問う採決だと、私の知る限り初めて報道されました🥰🙆🤗


《毎日新聞R5.9.13》
長崎県の対馬市議会が12日、定例会本会議で原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)最終処分場選定の文献調査受け入れを求める請願を賛成多数で採択した。閉会後、調査受け入れの可否を最終決定する比田勝尚喜市長が記者団の取材に応じた。主なやりとりは次の通り。

 ――現時点の考えは。
◆本当に重い議決と受け止めている。これからの対馬市をどのようにしていくかということで、その判断が私に向けられた。私もこれまで関係者にいろいろと状況を聞きながら、判断に向けて勉強してきた。今日の議決を受け、まだ残っている関係者と協議を重ねながら最終的には私なりに判断を下したい。

 ――表明時期は。
◆日にちが限られるが、我々の方からこの時にしたいと思っても、議会からの注文もあると思うので、この会期中(27日まで)というところまでで今日はお許し願いたい。

 ――(13日からの)一般質問の中で表明するか。
◆一議員の一般質問に答えるのではなく、記者会見などで皆様にお示ししたい。

 ――知事や国の関係者とは話したのか。
◆県知事とは8月23日にお会いし、意見交換をした。先ほど、残っている関係者と言ったが、経済産業省の資源エネルギー庁の担当者と9月5日にお会いして、いろいろとこちらの方から質問を出した。正式な回答は後日送られるということだったので、それをもって最終判断としたい。

 ――待っているということか。
◆いつ返ってくるかは分からないが、近いうちと思う。

 ――エネ庁の担当者とはどこで会った?
◆大阪出張に行くときに福岡の経産省の事務所で会った。

 ――前向きに検討してほしいという話はあったか。
◆具体的な話ではなく、情勢を説明してもらった。

 ――原子力発電環境整備機構(NUMO)から説明は受けたか。
◆NUMOの担当者とは直接はお会いしていないが、経産省と同様に技術的な質問を出している。回答が来ているが、事務的なことは対馬市の総務部長と総務次長が面談しながら意見交換している。

 ――文献調査を受け入れれば、処分場誘致もセットか。
◆本日の本会議でも処分場の建設まで含めたところでの採決と理解している。文献調査だけを受け入れようとかではなく、文献調査を受け入れる発表をした際は、最終処分場の誘致までになる。

 ――3年前の市長選では誘致反対と明言している。心は決まっているのでは。
◆私はまだ最終処分場まで行くとか言っていない。最終的な発表までにこのことは正式に発表する。本日は誘致する、お断りするとは申し上げられない。

 ――島を二分する議論になっている。
◆私は当初から市民やマスコミの皆さんにも最終処分場の件で、市民の分断が一番怖いと申し上げてきた。市民の分断がこれ以上進むことは望んでいない。市民が仲直りという表現はおかしいが、少しでも分断が埋まるような形にもっていけたら。

 ――結論を下す上で何を最重要視するか。
◆将来的に安心、安全に住めるのか、持続可能な島として、これまで培ってきた観光業、そして、第1次産業、これが永続的に継続できるかを懸念している。議会の中でも話が出ていたが、(調査を受け入れれば国から交付される)20億円、70億円とか、そういった金のことばかりではなく、これに惑わされることなく、本当に対馬市民が望むことを選択したい。

《R5.9.14朝日新聞》
比田勝市長
「文献調査を受け入れると発表した際には、最終的には処分場の誘致になると思っている」

《複雑な思いです😮‍💨》
反対して頂くことは嬉しい半面、嫌韓派が内政干渉と言い出し、この問題からの論点ずらしを敢えて仕掛けて来るであろうから、私は韓国の反対運動とは敢えて距離を置きたい。

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