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No.40【令和3年度第1回対馬地域病院運営協議会参加報告】

○開催日:令和3年10月15日㈮16:00~17:30
○場 所:美津島文化会館3階大会議室

長崎県病院企業団議員(対馬市議会選出)の立場で、標記運営協議会に出席致しましたので、以下の通り概要報告申し上げます。

《議題》
〈報告事項第1号〉
令和2年度決算見込みについて
〈報告事項第2号〉
令和3年度当初予算編成運営方針について
〈その他協議事項について〉

《事務局説明概要》
 令和2年度から新型コロナウィルスが全国的に蔓延し、感染予防対策に追われる日々が続いている。一方でそれに伴って、環境整備や機器購入、あるいは職員慰労金など国から補助金が支給され、対馬地域2病院合わせた経営上はプラスに働いた。また、平成30年度から病院経営アドバイザーと契約し、診療報酬制度に順応した診療行為を実践することにより、更なる経営状況改善に取り組んだことも、収支の改善に寄与した。
 なお、昨年4月から対馬病院でも訪問看護ステーションを新設し、専属看護師を3名配置し、看取りまで対応可能な体制を布いているとの報告がなされた。
 次に、別添付属資料に沿って、2病院の入院・外来別実績推移等の詳細説明がなされたが、コロナ禍による受診控え傾向が色濃く反映されたデータが示された。

《質疑応答》
Q)コロナ禍による受診控えについて
①通常診療②低所得者③特定健診•がん検診の3点に分け答弁を求めた。
A)①感染を恐れて受診控えがあるのは事実。冬場の外来患者減は、感染予防が徹底されたことによる風邪やインフルエンザの罹患者が大幅に減少したと推測される。
②コロナ禍による収入減が低所得者の受診控えに得協を及ぼしているかは、手持ちでいたからだけでは不明。
③特定健診については前年度より受診率が向上している。がん検診のもそれほど影響ない。健診等を控えることによるがんの早期発見が遅滞しているのではとの懸念には及ばないと思われる。

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