見出し画像

No.1 今回私脇本ひろきが対馬市市議会議員に立候補しようと思ったきっかけ

皆さんこんにちは、脇本ひろきです。

当ブログ最初の記事ということで、私脇本ひろきが市議会議員に立候補しようと思ったきっかけについて述べたいと思います。ブログ初心者で拙いところも多々あるかもしれませんが、なるべく対馬の皆さんに「伝わる」ことを意識して書いていきたいと思います。

また、この度You Tubeチャンネルも開設しました。
どうぞ当ブログと合わせてご視聴いただければと思います。

私が2009年、最初に立候補したきっかけ

私は以前、2009年~2017年まで対馬市市議を務めていましたが、初めて市議に出馬することになった背景について簡単に説明したいと思います。

このブログを読んでいただいている皆さんの中で、2009年当時、対馬で「高レベル放射性廃棄物(核のごみ)最終処分場誘致」についての議論があったことをご存じの方はどれくらいいるでしょうか。

私はこの美しい対馬に核のごみを持ち込むことに断固反対です。そして当時、その思いで反対活動を展開しました。しかし、残念なことに一緒に反対していただいていた議員の多くが不出馬を表明し、一方、誘致推進派議員の多くが出馬を表明しました。(詳しい経緯については別の機会で説明できたらと思います。)

このままでは誘致推進派議員が議会の多数を占めてしまいます。対馬が危ない。なんとかせんばいかん。そんな想いで初めての出馬を決意しました。

当時出馬しようと決意したもう一つのきっかけ


当時、博多-対馬間のジェットフォイルは比田勝港まで延伸運航されていました。しかし、事実上比田勝延伸が廃止になると決定されてしまいました。これも私が出馬しようと思う大きなきっかけになりました。

議会では比田勝港延伸運航の運休に必要な予算案が否決されました。毎日の船体整備には浮き桟橋が必要で、これを比田勝港から厳原港に移転させるという案で、その予算案は約8千万円でした。しかし、約10日後に召集された臨時議会では、いとも簡単に賛否が大きく変わってしまい、ジェットフォイル比田勝延伸航路は事実上廃止に追い込まれました。北部対馬市民にとって便利で生活航路といえる大事な航路が廃止になるというのに市議会からは何も報告がありませんでした。そんな議会のあり方、経緯に憤りを感じたことが出馬する決意へつながりました。

対馬市議員時代(2009年~2017年)

皆さんのおかげで晴れて議員を務めさせていただいたことについて簡単に説明します。

・初の定例議会前に早速上京し、出馬のきっかけとなった比田勝港~博多港間高速船就航問題の陳情活動を行ないました。
JRビートルによる混乗便就航実現に向けて6年間毎年最低1回は自費で上京し、国交省をはじめ複数の省庁や国会議員に陳情活動を実施しました。
JR九州高速船㈱の当時の社長からは

「行く先々の省庁でよくあなたの名刺を見せてもらっているよ。一緒に頑張ろう。」

とお声をかけていただいたこともありました。
また、島内のC.I.Q(税関・入管・検疫)出先機関へも頻繁に訪問し、そこから作成した調査結果をもとに混乗便に関する一般質問を何度も行いました。

こうして私の議員時代の幕が開けたのですが、公明党の秋野参議院議員をはじめ多くの方々のご尽力のお陰で、2018年に混乗便の就航が実現し、北部対馬市民の皆様に大変喜んでいただきました。

「核のごみ最終処分場誘致問題」にも積極的に取り組みました。

最初の一般質問では当時の市長に対してこの問題を投げかけ、市長から誘致反対の答弁を引き出し、誘致運動の流れを止めることができました。

・その他の実績は、脇本ひろきホームページ等をご参照ください。(このnoteでもおいおい紹介する予定です)

落選とその後

・2期目途中で父の入院や離婚、事業の廃業…と、私生活で厳しい状況が重なったり、同僚議員や市役所幹部に私の政策を上手くご理解いただくことができなかったりしたことなどから、私は徐々に自信を失っていきました。
こうしたことが2016年の市議選出馬の大きな出遅れにつながり、結果、落選することになってしまいました。

 そのような状況下にあっても、前回の市議補欠選で私を見捨てずご支援いただいた方々や、落選後2年間引き籠りのような生活をしてしまいご心配をおかけいたしました方々には深くお詫び申し上げるとともに、時々電話や直接励ましをくださいました方々に心より厚く御礼申し上げます。

そして今回、2021年の出馬について

これまで説明しましたように、今まで空白期間があったり、不甲斐ない時期もありましたが、そんな時間ができたせいもあり、自問自答する日々が続きました。

こんな自分でいいんだろうか。
本当にこのままでいいんだろうか。
結果、やはり自分が行動を起こさなければいけない、対馬の未来のために全身全霊で働きたいという、心の底からの想いがあることに気づくことができました。

また、何より人間一人の力は微力で、周りのみなさんと協力して事に当たらなければものごとは進まないことを今さらながら学びました。
知らず知らずのうちに俺が俺がと自分が先頭を切って事を進めようとして、空回りをしていたことを反省し、それぞれの課題に現場で向き合っている方に中心となって頂き、それを私と周りの方でバックアップさせていただくことに努めていくことが私の役割だと、心から思うようになりました。

コロナ禍で地方自治体の財政問題は増々深刻化していきます。

これからの政治は

「利益をいかに分配するか」
ではなく
「負担をいかに分担いただくか」

を、つまり不利益をや不便を被る人たちにご納得頂き辛抱をお願いしていかざるを得ないことが増えると思われます。
それには、市民に具体的な不利益緩和策を示し、市民と一緒になって納得のいく落としどころを決定していくことが、欠かせないと思います。

対馬は高齢化を始め地方や離島の典型的な問題を数多く抱えています。

対馬の現職議員の方々の平均年齢は約70歳です。
皆さんはこの年齢の方々が対馬の予算や政策を審議し議決していることについてどうお感じでしょうか?

私も決して若いとは言えませんが、それでも現職議員の方々よりは若いです。パソコンはそんなに得意とは言えませんがスマホも使いこなしますし、SNSもFacebookに関しては一応慣れています。

また今回の選挙をきっかけにより広くより多くの方にお伝えできるブログの発信、You Tube配信も始めます(やってみたら意外に簡単でした)。

やはり市政には様々な世代、様々な立場の市民の皆さんの声を届けることが大事です。しかし、この広い対馬で、この時代にSNSすら使わない議員がどうやって市民の皆さんに自身の考えや政策について声をお聞きして、それを届けることができるでしょうか。反対に、皆さんの声はちゃんと届いているでしょうか。少なくとも私は、インターネットを活用し今回の選挙を通して対馬の政策、対馬の未来について発信し、皆様のご意見ご感想を伺い、それを市政に届けていくことをお約束します。

なくそう‼️「修正しない」「提案しない」「公開(発信)しない」の『3ない議会』(朝日新聞記事)↓

【主役は市民‼️市民協働に邁進中‼️】 対馬市議会議員選挙は、5月9日(日)告示され、5月16(日)投開票です。 10年前の統一地方選挙の際に、朝日新聞に掲載された【なくそう「3ない議会」】という記事。議員にも市民にも警鐘を鳴らす良い記事だと思い、再掲します。 私見は、控えます。 #3ない議会

Posted by 脇本 啓喜 on Sunday, March 21, 2021

記事の拡大↓

私が議員になったら

今回4年ぶりの議員復職を目指していますが、私が当選した暁には以下の政策を提言していこうと考えています。

1. 教育
島内の体験型修学旅行体制を整えたい(島外校誘致も昨年度好評だった島内校も)

2. 仕事、なりわい
市民の副業・複業、事業継承による世帯収入の向上を図りたい(特定地域づくり事業の推進)

3. 福祉
福祉をデジタルの力で変えたい

4. 経済
対馬にお金が残る地域循環経済の仕組みを作りたい

5. デジタル化
対馬のデジタル化を推進し、無駄を減らし便利を増やしたい

以上、私の掲げる政策は5つの柱となりますが、当記事が長くなってきたのでこの辺で一旦区切らせていただきたいと思います。

これから政策提言を始め、対馬に関するさまざまな課題やそれに対する私の見解や考えについて一つ一つ発信していきます。至らないところも多いかもしれませんが、どうぞ拙文にお付き合いいただき、対馬の未来について一緒に考えていただけたら大変幸甚です。

よろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?