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No.291【対馬市少年の主張大会観覧報告】

今年度から、対馬市社会福祉大会と対馬市少年の主張大会の合同開催となり第1回こころアクションフォーラムin対馬として開催されました。合同開催としたことからでしょうか、例年よりも沢山の観覧者がいらっしゃていました🥰

両大会ともほぼ毎年観覧していますが、特に少年の主張大会は、議員になる前から観覧しており、発表概要を毎回facebookに投稿しています。

昨年は新型コロナウイルスに罹患するなど数名の欠席者があり少々寂しい大会でしたが、今年は全島から本戦に10名と人権作文1名の中学生が登壇し、堂々と主張を披露されました🙆

今年の発表も素晴らしかった👍
今年は、社会問題についての自らの考えを発表する生徒が多く、中学生も社会問題に関心を持つことは良い傾向だと思いました。
ただ、身近な体験と結びつき強い共感を覚える主張が例年より少なく感じました🤔

そういった観点からすると、比田勝中学校代表のOさんの発表は、お母さんやお祖父さんとの日常の関わりの中で、自らの心の動きを素直に表現した主張で特に優れた論旨だったと思います💮

発表者、スタッフ、そして会場までお越しくださった方々、大変お疲れ様でした🙇
本日会場にお越しになれなかった方々も、後日対馬市CATVで放映されると思いますので、是非ご視聴くださいませ😉

乱筆乱文で恐縮ですが、恒例の視聴メモを以下の通り貼付致しますので、ご高覧くださいませ。

ところで、身近な体験ではなく社会問題を多く取り上げる傾向には、コロナ禍でしばらく地域との関わりが希薄になっていたことが、多少影響しているのではないかと心配しています🥺

アフターコロナとなり、学校の学習発表会を参観する機会が増えてきました。
ESDや地域総合学習をより深い学びへと導くには、学校内だけに留まらず、地域住民との交流から学ぶことが重要だと思います。

豊玉高校50周年記念行事で、『PTCA』という言葉が繰り返し発言されていました。
PTCAとは、PTAに地域住民(Community)が加わった「親と教師と地域住民の会」 のことです。地域住民が、学校教育に外側からの支援をするだけではなく、地域の子どもたち は地域で育てるという「共育」の気持ちを大切にします。
学校・家庭・地域社会の三者が、子 どもの教育について緊密に連携した組織がPTCAです。

日常生活の声掛けに留まらず、普段の学習の中でも地域住民からの学びの場づくりを積極的に取組んで行ってはどうだろうか。今年度で惜しまれつつ閉校となる豊小学校の学習発表会は、いつ参観しても地域住民が地域の営みを児童(あるいは教職員までにも)身をもって授けてくださっていることがひしひしと伝わって来る素晴らしい発表会で、こちらもワクワクして来ます。統合先の比田勝小学校でも脈々と受け継いで欲しいと切望します🙏

少し脱線したので、もう一度主張大会に話題を戻します。近年感じるのは従来通りのこの主張大会ルールに固執したやり方のままで良いのかということです。
県大会まであり採点基準も統一されているからと、従来のアナログ発表形式を踏襲する言い分も゙わからないでもありません。

しかし、現在GIGAスクール構想が全国展開されて、児童・生徒一人一台タブレット端末を貸与して、それを駆使したプレゼンテーションスキルを身に付けさせる時代です。県大会に出場できる生徒は、市の大会最優秀1名と社会を明るくする運動枠1名のわずか2名のみです。

これから生徒達が社会人となって、言葉と身振り手振りと表情のみで重要なプレゼンテーションをする機会がどれほどあるでしょうか。対馬が真っ先に県大会出場枠を放棄することとなろうが、従来のアナログ的な発表形式を止めて、ICT機器を駆使したプレゼンテーションを多くの人の前で披露する機会を多くの児童・生徒に提供する方が、こども達のためになると考えている人は、私だけではないだろう。

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