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20190504「Maker Faire Kyoto」

妻を連れてMaker Faire Kyotoに行ってきた。連休前に「これに行こうと思うのだけれど」と言ってみたら「おもしろそうだから私も行きたい」と。ちょっとびっくりしたが、嬉しかった。

大学卒業くらいにMakeが立ち上がって以来、ブログの翻訳記事的なものや、時には読めない英語をなんとかしながらお世話になっていた。その後、マガジンの日本語訳も出たりして日本でもMakerムーブメントはどんどん広がっていったが、仕事の影響もあったのか、熱量がそれと反比例するようになってしまった。ずっとMTMとかも気にはなっていたが、そのための東京に行くほど突き動かされることもなく、大垣のMakeにも行ったことがなかったので、自分も初めて現場に行くことになった。

昼過ぎに到着した会場内は、小学生くらいやそれ以下の子どもを連れた親子で結構盛況。これからプログラミングが必修化するらし立って触れさせていく家庭も多いのかしら。可愛らしい女子大生くらいの人たちも結構いて、なんか時代を感じた。以下主観だが、企業ブースは開発ボードとIoT関連が目立った。Fab関連はちょっと落ち着いたのかな。学校系はまだFab強い感じ。気になったのは個人開発者の世代感で、ちょっと上の世代が多いような感じがした。クオリティは高いのが多かったので、イベントの性質上、出展者が上の世代になってしまったのかもしれないけれど。

展示の中でも一番感動したのが、ヒゲキタさんという方の『ドーム3D映像』だ。これは本当に体験としておもしろかったし、一連がかなり完成されていた。内容は半球ドーム内で行われる赤青3D影絵ショーで、先端技術などは無いのだか、ヒゲキタさんの声も良く、一緒に体験していた子どもたちと同じようなテンションになってしまっていた。投げ銭不可避。またどこかで体験しても絶対投げ銭する。それくらいよかった。


会場になった「けいはんなオープンイノベーションセンター」は、悪名高き「元・私のしごと館」。初めて行ったが、めちゃんこデカくて笑った。

帰路に着く際、妻に催しの感想を聞いてみたら「結局どういうのに役立つかわかんないものも多かったけど、それは置いていて普段触れないものに触れて楽しかった」と。拒否反応なくて良かった。「あと、みんな頭良さそう」っていうファンシーなことも言っていた。

晩御飯に和食さとに行こうとしたが、かなりの待ちのため向かいの居酒屋へ。一撃で酔っ払ってしまい、制作時の悩みについて、関係の無い妻を相手にだいぶクダを巻いた。すまぬ。コミュニケーションの悩みは難しい。

今回Maker Faireに行き、先日は、こちらもずっと行きたかった技術書典にも行った。M5Stackと悩んだが、気になってたobnizも買った。ちょっとずつ何かを回収していってるようにも思う。春の陽気か、心は躍る。いや、小躍りくらいかな。


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