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20190720「中華プロジェクターと呼ばれるものを買ってみた」
とある案件で急遽プロジェクターが必要になったが、映像を流すわけでもなく「プレゼン時にちょっとあれば良い」という感じで言われていて、レンタルするには時間が無くて、借りにいくにもタイミングがなくて、参ったなぁとなっていた。
そこにあんまり労力もお金もかけられないので、ちょっと気になっていた、Amazonとかで売ってるめちゃんこ安いプロジェクターを買ってみることにしていた。
ちなみに買ったのはコレ。
1万円強で3600lm出るらしい。本当かな?いつも展示とかで使ってるのは、そんだけ出そうと思ったら3倍以上は出さないと買えないのだけれど…
と、思っていたら「ANSIルーメン表記じゃないから実際は全然数字ほど出ないよ」とちゃんとレビューにあった。
まぁ、とはいえ他のレビューにはちゃんと映ってる写真とかもあったので、いろんな意味での期待を込めて注文してみた。
早速朝届いて開封してみた。
まずめちゃんこ小さい。
白いのが本体で、上に乗っているのはiPhone 7 Plus。厚さはちょっとした辞書くらいだ。
重さはめちゃんこ軽いわけではないが、全然重くない。トートバッグで苦もなく持ち運べるレベル。
出力してみると結構明るくて、薄暗いかな?程度でも、スクリーンから2mくらいは全然大丈夫だった。
ちょっと内容は見せられないし、変なとこに出してるけど、文字も大きいものなら全然大丈夫。
細かいのはパネルの問題で潰れて読めない。なるべくパネルネイティブの解像度で出した方が良さそうだ。それでも720pが近似なので、全然いける。
ただフォーカスがむずい。顎を上げたりしてキーストーンで補正しようもんならフォーカスという概念が存在しない世界線に移行する。
キーストーンは一応あるだけで、というか、百害あって一利なしという言葉がぴったりの存在だ。
けれど、正面からまっすぐ打てる環境であれば結構使えるやつだと思った。三脚穴もあるし、頑張れば天吊の可能だ。メニューも怪しいけど、全然やばいわけじゃない。電源もすぐ切れるし、そこはさすがLEDだ。中はそれなりに熱いはずだけれど。
今回のこれは客先においてくる格好になるが、全然買っても良いかなぁと思えるレベルで、一緒に見ていた妻も「良いやん、ウチもスクリーン買おう」ってなっていた。
この手の中国製製品をあまり好きじゃない人もいるけれど、頑張って作ってんなぁと思う。
何万円、何十万円も出さないと買えなかったものが、こうやってお手軽に手に入るようになって、すごい世の中だなぁと常々思う。
ありがたい。