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あおいくまでいこう!

12月の半ば、今年も知り合いの秋田のおばさまから宝箱が届いた。
ワクワクして蓋を開けると、大判小判がザックザクくらいに、野菜やらお漬物やらがぎっしり詰まっている。
歳で体がきつくなってきたと言い、今年は送れないかもと言っていたのに本当に感謝しかない。小分けにしたジャムや菊のお浸しを手にしたら、ありがたくて涙が溢れた。

宝箱に入っている栗で、クリスマスには栗ご飯を炊くのが恒例なのだけれど、今年は入っていなかった。熊が頻繁に出るので、栗拾いができなかったとのこと。
そういえば昨年もいつもより少なくて、熊が出るからと言っていたっけ。

熊さん出没のニュースも頻繁だ。スーパーに籠城だの家の炬燵に居座ってだのと流れてくるけれど、熊さんはお腹いっぱいにしてはやく冬眠したいだけで、籠城しているつもりも居座っているつもりもないのにね。
ただ生きるのに必死の行為が人間には恐怖と迷惑になり、勝手に「害獣」なんて立場にされている。
猛獣ゆえの悲しさ。
被害にあった方も気の毒で、何とも言いようがないけれど。

なんて、額に皺を寄せていたら、頭に浮かんだのが「あおいくま」。

あ  あせるな
お  おこるな
い  いばるな
く  くさるな
ま  まけるな

どなたが考えたのか、何かで読んだ時になるほど~。
よし!
来年は心にしっかり「あおいくま」を飼っていこう!

栗は残念だったけれど、この言葉を思い出させてくれた熊さんには感謝!。

さて、大晦日。
サービス業の夫はもうヘトヘトで、昨日からやっとのんびりしている。

お客様から蒲鉾のセットや立派なサラミ、その他諸々頂いて、お正月は頂き物のオンパレードで過ごせそう。
これも来年年男の夫が、老体にムチ打ってしっかり仕事をしてくれているおかげ。
秋田のおばさまも、もともとは夫の知り合いで、親戚でもないのに毎年宝箱を送ってくれる。口を開けて居眠りしているオマヌケ顔まで愛しく見える。フフフ💓

独り暮らしの90歳の母ファーストの1年で、いろいろ大変なこともあったけれど、元気に新年を迎えられることが何よりも嬉しい。
何かと母を気にかけてくれるご近所さんにも感謝。

そして、近所のおばさま達、なかなか会えないのに気にかけてくれる友人知人、姉や義妹、お正月には母の面倒を見てくれる兄夫婦に感謝感謝感謝!

何よりも、1番側で支えてくれる夫には感謝してもしきれない。
ありがとう。
これからもよろしくね💓

難病の症状も落ち着いて、手術したお目👀も順調。元気で大晦日を迎えられて感謝。

2024年もあと数時間。
夫を筆頭に心より感謝をこめて、お世話になった皆様に感謝状をお届けします。

屋上の多肉ちゃんはまだクリスマスカラー。
ねえ、明日は新しい年になるんだよ。巳年だよ🐍

巳年🐍
蛇は脱皮しながら大きくなる。私ももう一回くらい脱皮できるかな。なんて。
ババァは脱皮してもババァのままだと思うけれど、気持ちだけでも新しく若々しく。
ね。

母から電話。
「玄関の荷物はなに?」
「お兄ちゃんが迎えに来るから、持っていくんだよ」
「なんで」
「お正月だから、お兄ちゃんの家に泊まるの」
「ええ!お正月?誰も教えてくれなかったよ」
お母さ~ん。
ま、いいか。

それでは皆さま、とぐろを巻きつつ、健やかな新年を迎えられますようお祈りしています。

良いお年を❗

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