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【POOLO卒業制作】 私の

POOLO2期の卒業を迎える時が来た。

POOLOで過ごした一年、みんなにとってはどんな一年になったんだろう。
出来ることならひとりひとりに聞いてみたい。
「どの講義がよかった?」「何が面白かった?」「どんな人に出会った?」
参加した理由、得たもの、変わったこと、これからの目標。
それぞれのPOOLOを想像しながら、『私のPOOLO』を振り返る。


POOLOとの出会い

SNSに流れてきた広告に単純に面白そうと思い、どこかで聞いたことがあったTABIPPOの存在を改めて知った。
そういえば1期の募集も見たことがあった。その時は東京で集合形式。当時仕事で余裕もなく、距離的な問題もあってそのまま何もせずに流していた。でも今回はオンライン形式で、家から受けられるという地方民にとっては嬉しい点が応募を後押しした。


POOLOに参加した理由は大きく分けて2つ。
新しい何かを見つけることと、旅好きの人と出会うこと。

社会人2年目の時に、鬱になるかもと思うほど追い詰められていて、転職を本気で考え始めた。色々あって職場環境も変わり無事に3年目を迎えたのだけど、元々今の仕事内容に全く興味がなく、これからのキャリアを考えて可能性を広げたかった。何がしたいかとか、向いているとか深く考えてはいなかったけど、ただ漠然と変化を求めていた。
そんな私は、POOLOのカリキュラムをみて何かを見つけられるかも知れないと魅力を感じ、色んな事に触れて将来の自分が描けるようになりたいと思った。


そして、何より旅好きが集まるコミュニティ!すごくワクワクした。
こんなコミュニティ田舎にはない(笑)
大学生の時に1年間休学をしてワーキングホリデーに行くことを決めたけど、周囲にはそんな子はいなくて、相談できる人は少なかった。その前から海外が好きで旅行には何度が行ったことがあったけど、思えば私の友達で海外に行ったことがある子は一人二人程度で、海外に行ったことがない子やパスポートを持っていない子の方が多かった。

私が海外に興味を持ったのは大好きなお姉ちゃんのおかげ。旅に行かせてくれたのは自由にさせてくれた両親のおかげ。ありがとう。
・・・脱線したけど、身内しか旅好きがいない私は共通の話題が話せる場が欲しかった。


そんな思いでPOOLO2期に応募した。


気づきと学びとPOOLOの存在

合格通知が届いたとき、心が弾んだ。
新しいことのはじまりにドキドキして、これからにワクワクした。

だけど正直、不安は大きかった。
隠さずに言うと、1on1やチャンネルでの参加者同士の交流は思っていたよりも濃密で最初のころは戸惑った。旅好きの人と繋がりたかったくせにと自分を詰ったけれど、昔から心を開くのは苦手。
”繊細さん”という言葉を聞いたことがある人もいるかな?少し前に話題になって、私も簡単なテストを受けてみたらこれがまあ当てはまる。どうしても周りの表情を気にしてしまって、だからPOOLOの中でも偽りのような自分がいたと思う。
それがあることから変わった。あるテーマで何人かと話したとき。それぞれ考え方や育った環境も違う、実際に会ったこともなければ本名だって知らないのに、お互いの価値観を共有し合って「良いね」「素敵だね」って受け容れてくれる。誰も否定はしない。なんて素敵なコミュニティなんだろう。POOLOの人たちはみんな心のあったかい人ばかりで、大好きになった。
本当に本に当楽しい時間になった。

こんなに思いやりのあるコミュニティは他にないんじゃないかと思うくらい、「Giveの精神」とか「Well-Bing」というワードを何度耳にしたのか。
最初は聞きなれない言葉だったけれど、今ではすっかり身近になった。
参加ができない日が続いても「久しぶり」と画面でみんなが待っていてくれた。仕事から帰ってきて何度その笑顔に癒されたか。「おやすみ」と言って眠りついた日は、清々しい気持ちと大抵寝不足気味の充足感のある朝を迎えていた。SNSでの反応や企画の打合せ、人狼ゲームの毎日とか。私にとって、岩手の地からこの画面を通して出会ったみんなとの日々は日常になっていた。


講義の内容は毎回期待以上で、受け留めきれないほどの情報量と学びと発見のある贅沢すぎる時間だった。

「人類みなアーティスト」
「自分の意志で人生をデザインする」
「自分と世界の定点観測地点を持て」

POOLOのことを書き留めていた一冊のノートにはたくさんの言葉が残されていて、自分を鼓舞するものだったり、そこからまた本を読んで学んでみたり、興味関心の先が増えてきてすごく影響を受けていた。
何より、講師の方々はみんな自信と誇りと楽しさをもって仕事をしている。そんな姿が私にはとてもきらきらして見えた。
あぁ、私がなりたい姿はこれだ。と、POOLOに参加する前にぼんやりとしていた将来の自分の姿が描けたような気がした。
これまで地方は機会に恵まれないとか、お金がかかるとか、何だかんだ言い訳を付けて本当にやりたい事に向き合わなかったのは自分自身だった。


心豊かにきらきらに



これが私のキャリアビジョン。でも今の私は届いていない。

私はPOOLOに100%コミット出来ていたわけではない。それでも、みんなで語り合った時間や少しでも携わった見聞録やエコバック作成は、とても楽しくて、新しい挑戦は刺激的で、きっと好きが詰まったPOOLOは輝きを与えてくれた。
だからこそ、私にとってスキって大事なんだ。やっぱり自分の気持ちに正直に好きなことをやろうと思えた。


例えば、、、
周りの人に安らぎと幸福な気持ちを届けられる人になりたい。それじゃあ、”場”や”物”を届ける仕事はどうだろう?好きなHYGGEに絡められないだろうか?とか。もう一度海外で生活をしてもっと知らない世界を見たい!いや、まずは地元を離れてみよう。とか。
そんなことを考えてみたりする。


私の目標はまだどれも明確ではないけれど、少しずつ自分が何が好きでやりたい事なのかがわかるようになってきた気がする。
そのために必要なことも見えてきたのだけど、やっぱり自分の好きをいつかちゃんと形にしていきたい。


POOLOからのスタート

POOLOがなかったら今頃自分は何をしていたのだろうと、初めてnoteを書いたときに考えたことがあった。この一年で出会った人や学びのおかげでこんなに実りのある時間を過ごすことが出来るとは思わなかった。やっぱり面白そうと思ったのは正解だった。大大大正解!
きっとここで得たたくさんのことが、この先に繋がっていくんだ。そう考えるとワクワクする。まずはビジョンに向けた行動をひとつずつ積み重ねよう。そして私の人生を創っていくんだ。

そういえば、スキを何か形にできないかと考えて資格を取った。
特に仕事に使えるとか、誰かに教えられるなんて立派なものじゃないけれど、ただ好きだと言葉で伝えるよりも+αになると思って。いつかはこれも掛け算できるといいな。
(ちなみに私は「パンシェルジュ」になりました。笑)


ここでの学びをこれからの糧にして。
今はまだ新たな一歩は踏み出せていないけれど、自分のペースで進んでいきたい。でもその時のスタート地点は間違いなくPOOLOから始まっている。
不安になった時、振り返ればPOOLOのみんながいると思うときっと頑張れる。


最後にみんなへ

大人になってからの卒業はなんだか不思議な感覚。
一年なんてあっという間すぎて、あと何か月も「大人の学校」に通いたい気持ちでいっぱいだけど、過ごした時間よりもたくさんの思い出があって、色んな思いが溢れてきます。仲間と言える人たち、同じように私を仲間だと思ってくれる人たちに出会えたことを、心から嬉しく思います。
これからもこの出会いを大切に、繋がり続けていけたらと願っています。

伝えたい気持ちはたくさんあるけれど、思いが伝わることを信じて。
本当にありがとうございました。

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