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福岡が誇るオーストリア菓子とパンの店サイラー

 世の話題がシュトーレン一色になりつつあるのを見て、自分にとってのシュトーレンはここ以外にないと、その味を思い出した。

 オーストリアの菓子で冬の風物詩といえば、独特のスパイスの効いたレープクーヘンや、あんずジャムを中に入れて焼き上げられたクラプフェンというパンが思い出されるが、一度オーナーのサイラー氏に頼み込んでオーストリアそのままのクラプフェンを焼いてもらったことがあるが、全く売れなかったのか、すぐ棚から消えてしまったのが残念だった。

 いずれにせよ、ここは福岡にいながらにしてオーストリアを感じられる唯一の場所だ。
 これほどオーストリアをそっくりそのまま感じられる店は、東京にもない。

 今年もまた、ここのシュトーレンを楽しみに実家に帰ろう。

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